香山リカ女史「炎上」の謎
先日来、香山リカ女史がDHCシアターの件で炎上していたのを見物していて思ったのですが、そもそもDHCシアター自体がバルカン半島状態の火薬庫な感じで、あそこで紛争が起きずしてどこで紛争が起きるのだっていう体の仕組みなんですよね。今回、香山リカ女史の降板騒動が起きるまでDHCシアターという存在そのものを知りませんでした。
ネット上で分断され、きちんと伝わらない「香山リカの思想」
http://hbol.jp/39368
香山リカ問題で謝罪のDHCプロデューサーとたかじん未亡人の関係…一緒にくまモンを
http://biz-journal.jp/2015/05/dhc.html
【改訂版】香山リカが青山繁晴氏と視聴者を誹謗→謝罪→暴言→虚言→逆切れ出演拒否
http://togetter.com/li/815159
このあたり、2015年ネット事件年度代表馬候補に岡田斗司夫とともに名乗りを上げている香山リカ女史ですが、なぜかリテラが山田晃プロデューサーさんのことを暴露して界隈で少し騒ぎになりつつ、香山リカ女史ってそんなバランス感覚欠いた人だったっけ、という疑念もあります。
もちろん、彼女の言論や主張について、賛同しない人も多いことでしょう。私も、9条の会や医療者の会などの発言内容を見ると完全に極左であるため、話の内容を理解はするけど同意はしません。しかしながら、世の中にはそのような考え方を持っている人が少なくないということは分かるし、そういう人たちの受け皿になり、言論界の一角を占めているというのもまた事実です。
香山リカ女史の言論というのは、いわばJ-popのような耳障りの良い音楽シーンに対抗するために存在するヘビメタのようなものであって、究極のカウンターであり、まああれはあれで必要な存在なのだと言えます。今号の「創」には、あんまり良く分からないアクティビストの北原みのり女史との対談や、彼女自身の連載で「香山リカ女史のネットでの立ち位置」がかなり明確に論じられています。
![]() 創 2015年6月号[本/雑誌] (雑誌) / 創出版 |
ハーバービジネスオンラインでも書きましたが、個人的には「そういう香山リカ女史の考えについては、意外と知られていないし理解されてないな」と思うところでもあります。まあ、香山リカ女史の考え方を知るのにカネを払いたくないという人もあるかもしれませんが、彼女の本に目を通したり、対談を読んだりしていると「彼女なりの筋の通し方がはっきりあって、その行動原理ですべてを処理しているのだな」ということが分かると思うのです。
私は雑誌や著書を買って、香山リカ女史の書いているものを生で見た。
そして思ったんだけどやっぱり門倉ってクソだわ
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