茂木健一郎さんの対談を、私のメルマガ『人間迷路』と夜間飛行プレタポルテで連載しています
価値観が異なるため、建設的な議論というよりお互いの違う考え方をぶつけあって終わった形の対談ではありますが、ネトウヨやら排外主義なんぞの話題でも盛り上がっておりまして、その辺はメルマガ『人間迷路』のほうで掲載しております。
ヘイトスピーチの本質や、ネットでの過激なマイノリティ排斥に関する議論は面白かったです。茂木さんとは意見が全然違うけど。
小保方問題、ネトウヨとの絡み方などなどについて茂木健一郎さんに直接ツッコミを入れてみた
http://ow.ly/AUac8
『人間迷路』
夜間飛行: http://yakan-hiko.com/kirik.html
BLOGOS: http://magazine.livedoor.com/magazine/50
[引用]
山本 そもそも、ネトウヨの人はあまり海外に行かないんです。パスポートも持ってなくて韓国に行った経験もなかったりする。
茂木:本当は「自分が知っている世界の外に広い世界があるよ」ということを教えないといけないんだよね。それが今、教育でやらないといけない一番重要なところかもしれない。でも日本の今の教育はむしろ、せまい世界の中でいかに点数を上げていくかということばかりに力を入れているよね。「違う世界がある」と知るだけで、救われる子がかなりいると思うんだけど。
山本:ただ、地域と人の関係で難しいのは、日本に限らずカナダでもアメリカでも、みんな基本的に「俺たちはこの地域で暮らしているから、この地域の調和が大事なのであって、ほかの地域とか外国とか関係ねえよ」という感覚が、人間のもともとの普遍的で共通のスタート地点なんだと思うんです。日本でも海外で教育を受けたような人は、グローバリズムを何の障壁もなく受け入れられるんですけど、90パーセント以上の人は受け入れられない、というか理解できないし、もっと言えば反発を覚える。だから、平気で「韓国人死ね」とか言えてしまう。
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