【祝】まもなくメルマガ『人間迷路』100回記念&乙武洋匡さんと特別対談の巻
ヤフーニュース個人のほうでも記事を掲載したんですけれども、2年ごしで手がけてまいりましたメルマガがついに100号ということで(まだだけど)、特別対談で乙武洋匡さんとご一緒させていただきました。炎上ネタではなく、そろそろ私たちどうしたらいいんだっけ、という手探り感のある内容がメインになっております。
『人間迷路』
夜間飛行: http://yakan-hiko.com/kirik.html
BLOGOS: http://magazine.livedoor.com/magazine/50
【特別対談】乙武洋匡×山本一郎 自分の人生を使って、どんな絵を描くか(1)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20140625-00036735/
実は私自身あんまり対談モノって得意ではなくて、イベントのような軽いノリ以外の企画はご依頼があってもだいたいお断りしてしまう現状があります。というのも、相手の語っていることに同意できないとつい「ふっかけて」しまうから。別に怒っているとかではなくて、昔からそこにある矛盾で納得できないと論難してしまう悪い癖があるのを自分でも良く知っているからなんですよね。昨日も、飯田泰之さん、常見陽平さんのニコ生『饒舌大陸』でご一緒した際に、つい「リフレ派政策は良い悪いじゃなくて興味ないよ」的な話をしてしまうわけですよ。
その点で、乙武さんとの対談においては、テーマが「これからの人生の描き方」であったために、なんとも身につまされる話が繰り広げられました。原稿を読み返してみまして、若いからこそ履けていたゲタを脱いだとき、果たしてこの先生き残っていけるのか?(社会的に)という話に立ち入って、もう対談は終わっているのに考えあぐねて腕組みしてしまうんなんですね。
それは、社会に関わりメディアで発言する側に回ることのある身としても、また平凡な一人の夫、父親としても、若いころはなんでもこなしていた働き方からのギアチェンジの中で人生の目的地目指しつつ「何を得るか」より「何を捨てるか」を考えることになるのかなという当然の経過となるんですが。
乙武さんの教育にまつわる捉え方はオーソドックスで、いままではメディアで物申す人間として少しずつ影響力を行使して良くして行けば良いという立ち位置から具体的な実践者として変革を担う人々と共に進んでいこうという凄味が見えて面白かったです。
対談の最後の最後に、ちょっとした面白発言があります。んーなるほど。
というわけで、ご興味のある方は是非に是非に。