ゴーストライターっていけないことなんすか?
聴力障害者を偽って作曲家活動をしていた人の問題が、その作曲家が行ったとされる曲を実質的に書いて告発した人にまで波及しているようですが…。
マスコミの報道について
http://www.tohomusic.ac.jp/college/topics/2013/2014-0206.html
確かに世間を騒がせたのは仕方が無いとして、それって処分するべき内容なんですかね?
私は楽曲の良し悪しにまで言及できるほどの音楽の素養はありませんが、しかし、「現代のベートーベン」というコンテクストを満たすに足るだけの曲をゴーストライティングして、しばらく誰もがそれを絶賛するほどの能力を持っていた人が、新垣隆さんというアーティストだったわけですよね。
その後、問題となった作曲者と新垣さんが長年に渡り密接な関係にあった等の証言も一部で飛び出しているようですが、その手の別れ話のもつれがどうという風評はともかく、一連の事件において新垣さんは作曲者だけでなく指導者としても才能に恵まれていたようです。
【感動】新垣隆氏、生徒、保護者からの信頼感がハンパ無い件。【学校は処分?】#新垣隆 #佐村河内守
http://matome.naver.jp/odai/2139168570125226701
出版業界では多忙な著者が自身の執筆の代わりにゴーストライティングすることは普通に行われていまして、音楽・作曲界隈のイメージとずいぶん違います。商業作品において共同制作をするにあたり、表権者とは違う人が書き起こす事例も多々あると聞いていたので、似たようなものなのかと思っていたのですが。
私は本件の物事の良し悪しを判断するほどこの業界に詳しいわけではないので、態度自体は留保したいと思いますけれども、むしろそれなりに才能があったようである人を非常勤講師のままで留め置いていたことのほうが微妙なのかなあと思いました。
と思っていたら、こんなリンクが。いや、私は無関係なんですけどね。