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2014.01.09

イケダハヤト師、ユニクロパステルチェックシャツの楠正憲さんに煽られる

 先日、トピ主さんにブログで盛大にユニバレを果たし敢然と画像つきで指摘されるという大技を繰り出したヤフー楠正憲さんですが、今度はツイッター界のセクシーキャラとして際どい炎上劇を日々演出するイケダハヤト師を煽り話題となっております。

ヤフー勤務、政府CIO補佐官、大学講師 楠正憲が着るユニクロのクレイジー・ダブルポケット・フランネルチェックシャツ
http://topisyu.hatenablog.com/entry/uniqlo

 それにしても、トピ主さんの繰り出す「トメトメしい」という単語は、姑姑しいという味わい深い意味合いを感じさせ、実にエレガントな表現ですね。一度、使ってみたいと思います。

 さて、もともとのネタはイケダハヤト師が良く知らんイベントで何か言ったことが発端のようです。この区役所にチラ裏風のメールを大量投函してロビイングというのは、20年以上昔私の住んでた実家の裏に住んでたおっさんから中野区役所に輪ゴムで縛った大量の苦情はがきを投函しているのを自慢された以来の快挙です。少なくとも知能指数は100を割っているものと思われます。絶対下のほうです。

 もちろん、世間一般の常識からしますと、結構問答無用で「役所に投書を投げることがロビイングなわけねえだろバーカ」という雰囲気がいたしますが、イケダハヤト師が相手ですので、そこはあまり拘ってはいけません。

 で、そこへ幕府方の楠さんがマジ突っ込みをしてしまいます。

 いいですね、この冗談の通じない感じが。HP9999のボス敵に絶望的な戦いを挑むRPGみたいです。
 イケダハヤト師がウェブで余計なことを言うたびに、エンカウントした高レベルの敵に「ググレカス」と罵られる姿が目に浮かびます。

 「なんで絡んだんですか」ってもう理由は明らかに楠さんには冗談が通じないからなんですが(というかイケダハヤト師は冗談を言ってない可能性が高いわけですが)、ロビー活動っていうのは辞書で引くまでもなく具体的に議員や高級官僚など意志決定者に特定の政策を実現させるために個別に働きかける活動を指すことが多いので「そんなことも知らんでロビー語るんじゃねえ馬鹿」という表現を楠流に書くと「Wikipediaとか世界大百科事典の記述がそこそこ正確なので、他人に聞く前に読んでみたら?(っていうか知らずに語感のノリだけで適当なこと喋ってねえでクソでもして寝ろカス)」という意味であろうかと予想されます。

 そして、そういう意図を知ってか知らずか、文字通り単独の呟きで「酔ってるのかな」とか吐露する極めて文学性が高い技巧派コメントを残すのがイケダハヤト師です。ある意味で小町の「ちなみに私の夫は年収一千万です」に匹敵する切れ味と言えましょう。この読者の脳裏に鮮やかに浮かび上がるそれがどうした臭、ああ馬鹿みたいな文章の元ネタをいちいち追いかけて就寝前の時間を20分ぐらい損したぞ、残念だなと思わせる匠の技を感じさせるわけですね。

 もちろん、どうでもいいんですけどね。一番酔ってるのはたぶん私ですし、明日起きてシラフで自分のこのブログ記事見てまた詰まらん記事を私は書いてしまったと反省するんでしょう。

 いいじゃないですか、この世界、この時代でこんなクソ文を真夜中に書いている私と、それをうっかり読んじゃった貴方がたとの運命というものの恵みを祝いましょう。たぶん、あの冬のユニクロの「かなり奇抜なデザイン」がさせた魔術なんですよ。

 皆さんに今日より幸せな明日が来ますように。


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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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