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2013.11.23

猪瀬直樹さん→石原慎太郎さんへと続く(かもしれない)面白貸し金問題

 事実関係の全部を知っているわけでは当然ないし、捜査の方向がどっちへ飛んでいくのか分かるはずもないのですが、せっかくのスキャンダルですし全力で面白がることで人気都知事の供養になればと思っております。

猪瀬氏、徳洲会に1億円要請 知事選前虎雄氏判断で提供
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131123/crm13112308510003-n1.htm

 猪瀬せんせの素敵なお人柄が垣間見えるツイートについては、こちらでまとめておきました。

声に出して読みたい猪瀬直樹Tweet集
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20130507-00024779/

 ところで、猪瀬さんの発言の軌跡というのは非常に神々しいものがあります。第一報のころは、5,000万円の資金について取材され「知らない」と回答していたわけですね。

徳洲会、猪瀬氏側に5千万円 都知事選前、捜査後に返却
http://www.asahi.com/articles/TKY201311210472.html

[引用] 猪瀬氏は同日、朝日新聞の取材に「私はまったく関知しない」「知らないと言ったら知らない」などと、全面的に関与を否定した。

[引用] 関係者によると、猪瀬氏は昨年11月上旬、知人とともに、神奈川県鎌倉市の湘南鎌倉総合病院に入院している徳洲会創設者・徳田虎雄前理事長(75)を訪問し、「都知事選に出ます」などとあいさつ。

 猪瀬さんサイドは、「徳田虎雄と話したことはおろか会ったこともない」と突っ張っておりました。その後、

(上)徳洲会からの5千万円「個人の借入」「一銭も手をつけていなかった」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131123/lcl13112307000000-n1.htm
猪瀬知事「たまたま」連発 5千万円問題、会見一問一答
http://www.asahi.com/articles/TKY201311220433.html

[引用] 個人で借りたので僕と妻だけが知っていて、妻の貸金庫にいれて返済するつもりだったが、妻の病気、入院いろいろありまして、返済するのが9月になってしまいましたということになります

 なお、猪瀬さんの奥様ゆり子さんは今年7月21日に亡くなられております。その亡くなられた奥様の貸金庫にいれておられたのですね。証言が出ないのでは仕方がありませんので、ここは佐々木俊尚さん経由で幸福の科学に相談し、霊言を大川隆法さんの口から頂戴するほか方法はないのではないでしょうか。

 その後、当然関係者サイドは「待ってました」と言わんばかりに「猪瀬直樹が1億円を徳洲会に要請した」というニュースが出てくるわけですね。証言が揃っているのでしょう。それにしても、現金で証文なし利息なし返済期限なし担保なしって凄いですね。これは譲渡ですわ。

 読売新聞は、徳田虎雄さんと猪瀬直樹さん(石原慎太郎さん)を繋ぐ仲介役に直接インタビューをしており、大変ためになるお話で、ありがとうございます。

「全部あうんの呼吸」…都知事・徳洲会の仲介者
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131122-OYT1T01500.htm

 まあ尋ねて挨拶するタイミングで「金よこせ」と要望するのはよほどの強心臓でなければできないことだと思いますが、もちろん、バックグラウンドとしては主たる「関係者」、虎雄さんの元秘書能宗克行さんの告発状が宝の山であったといえるわけです。

徳洲会を刺した能宗「走狗」の実名
http://facta.co.jp/article/201311013.html
徳洲会マネーで汚れた「環境派」元代議士
http://facta.co.jp/article/201312024.html

 何しろ虎雄さんの政治活動において再側近として政治方面の取り回しをしていたわけで、その資金移動の詳細を知る人物であって、その人が記録を持って検察に転んだのであれば違法な政治資金を懐に入れていた政治家がただですむはずがありません。そう、猪瀬直樹さんのようにね。しかし、話がここだけでは絶対に終わらないと思われるのは、この徳田虎雄さんは一時期、石原新党設立のための資金拠出を「石原慎太郎さんに頼まれて」行ってきた可能性が高いわけです。

 その能宗さんと一緒に一連の疑惑で家宅捜索を受けたのが元民主党の高見裕一元議員で、議員としての振り出しは新党さきがけ、二転三転して民主党に入党し環境派代議士として菅直人さんの直系直参の議員であります。ただし、とても優秀な御仁ではありました。一連のお話の中で、らでぃっしゅぼーやなど産地直送系のベンチャー企業を支援したり、環境活動においては非常にバランス感覚の取れた「活動一本槍ではない」珍しいタイプの政治家ではあります。落選したけど。

 この辺を語りだすと切りがないんですが、徳洲会病院を建設する際の亀井静香代議士事務所がやらかした件や、石原慎太郎都知事時代に新銀行某のトップだった徳田一さん経由でのユニバーサル岡田さんとのカジノ構想、さらには某環境相になっている石原家の長男さんの話、面白議連で自民党からの議員として「名前だけ貸した」はずが6年間に渡って合計4,000万円以上を貰っていた大臣経験者その他、話は単純に徳洲会だけではなくそれに対抗しようとした陣営との小判積み増し合戦が根幹にあるわけです。

 飛び火する筋道は私のような外野の第三者が言うべきことではなく、東京地検特捜部がその威信の復活を賭けて最高最良の物件を探して摘発を行っていくつもりなのでしょう。何しろ、カジノ方面への放火がありますといろんなものが待ったなしで炎上しますので、収拾がつかなくなる恐れもあります。

 さてどうなりますか。

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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