ヤクルト連続負傷事件の黒幕は田中浩康説
早回しで頑張って試合をようやく全部観終わりまして、スワローズの故障者の傾向を調べようと思ったわけです。
主だった負傷者はこんな感じです。
由規 右肩手術 今季絶望
館山 右ひじ靭帯手術 今季絶望
山本斉 右ひじ靭帯手術 今季絶望
雄平 右ひざ靭帯断裂 多分今季絶望
松井淳 何か行方不明
中根 右ひざ靭帯手術 今季絶望
バーネット 右わき腹肉離れ 数週間離脱
相川 左肩脱臼 全治二ヶ月
日高 左肘痛 復帰時期不明
川端 右足首剥離骨折、靭帯炎症 全治二ヶ月
中村 右手首骨折 多分全治三ヶ月
電光掲示板 故障
ちょっと前までバレンティンも左足肉離れで戦線を外れておりました。何ということでしょう。
お陰で山本哲がクローザーになってます。いや、山本哲は良いPなんですけど、彼もまたトミージョン明けですし、無理したら絶対壊れると思うんです。あと七條とか押本とか久古とか阿部とか増渕とかですよ。あと藤田太陽。なんで藤田太陽なんですか。
で、よくよく考えてみたんです。やっぱりミステリーとか読んでますと、殺人事件で一番疑われるのって「その人たちが死んだことで得をする人間」であると相場が決まっています。
そうなるとですね、2011年から2013年まで、元気に一軍で働いていた選手こそが怪しいという話になる。当然ですよね。馬鹿の代名詞である森岡や飯原ですら故障してたんですから。で、調べてみたら故障していない野手がいたんです。たった一人。
それは、田中浩康。
おまわりさん、この人です。
去年の逆転3ランのシーンを観てみると、その直後に故障したミレッジやバレンティンと謎の儀式をカメラの前でしているのが分かります。
http://youtu.be/zHowp5AGaVk?t=1m12s
今年の田中浩康は不調で、相変わらず打率も2割を切っていて、一番浩康二番慶三という微妙すぎる上位打線を構築しており、そりゃあヤクルトも上位に残れないよなあという状態であります。この「浩康外そうにも、それ以外まともな二塁手がいない」という故障者続出の状態に加えて、阪神鳥谷と並ぶ早稲田特有の無駄な頑丈さがポイントとなって、ヤクルトの故障者続出のさなか今年もピンピンして野球してる状態になっとるのが浩康です。
幸いにして、国際試合でオランダの四番を打っていたバレンティンが超絶春ンティンになっているので救われていますが、同じくWBCでブラジルの四番を打っていたユウイチが行方不明になっております。去年は代打の切り札だったはずの藤本と並んで、今年のスワローズは故障者と行方不明者の巣窟になっており、心配です。
■田中雅彦
そもそもなんで同じキャッチャーの川本をロッテのキャッチャー田中雅彦と交換したのか不思議でしょうがなかったんですが、故障でいなくなった相川や中村の穴を見事に埋めて元気に田中雅彦がプレイしているのをみると「ああ、川本がヤクルトにいたら、きっと一緒に故障していただろうからこれで良かったのだ」と思いました。あるいは、福川の引退を惜しむ心の準備をしておくべきだったのかもしれませんが、ある意味で田中雅彦に救われた気がします。ありがとう、田中雅彦。
それにしても、田中雅彦は言われているほどパスボールしないですね。STATSで観ていると守備力と打撃力に不安とかいって、それって何の役に立つのか心配な選手だったわけですけれども、矢野輝弘がいなくなって正捕手の座が転がり込んできたけどびっくりするほど微妙な守備力だった吉本亮ほどの残念具合もなく、打率もなんだかんだで250ぐらいあって、役に立ってるんですよ。
このヤクルトの穴を埋める力というのは素晴らしいですね。
あと、何気に岩村が勝負と関係ないところでそこそこ活躍しているのが微笑ましいです。晩年の真中みたいです。
■DeNA山口
山口がハーラートップの4勝目とかマジふざけてるんでしょうか。
今年のベイス、二軍でもあんまり結果を出していなかった井手がなんか出世してたり、ドラ1だったのにしばらく結果を出していなかった松本がなんか出世してたり、なんか凄いですね。シーズン序盤からラミレスが代打屋に成り下がるわモーガンさんは二軍で打ちまくってるわ、なんか不思議です。これで国吉とか加賀美など若手先発組が復活してくれればAクラスも夢じゃないぞ的な情勢になってきましたね。復活しなさそうだけど。
いろいろと戦力の入れ替わりが激しくて、森本ひちょりとか内藤なんぞが上がってくる隙間が無い感じが凄いです。早く渡辺直人を上で見たいという気持ちはありますが。牛田とか。
« 【告知】「ダイレクト文藝マガジン」11号にショートを寄稿しました | Main | 常見陽平なりすまし祭開催からの津田大介ネタ »