« まあ、いいんだけどさ | Main | 石ww原ww慎ww太www郎wwwww »

2013.05.14

橋下徹さん、東京に張り合って問題発言を連発

 東京で猪瀬直樹さんが盛り上がっているからか、埋没感に危機意識を持たれたと思しき橋下徹さんがその実力メジャー級の失言を披露し物議を醸しております。馬鹿だなあ、はっはっは。鍍金が剥がれるというのはこういうことをいうのだと反対派は手薬煉を引いているところではないかと思うのですが、何より大阪から一歩出るととたんに支持率が低迷してしまう日本維新の会、一時期の勢いはすっかり失われて体制再整備をしなければならない状態に追い込まれつつあるようです。

 何しろ、いい感じにJ-CASTにまで煽られてしまい、さてほんとにどうするんだと言ったところだったわけですが。

世論調査の「支持率」つるべ落とし 民主に抜かれ、日本維新本当の崖っぷち
http://www.j-cast.com/2013/05/13174944.html

 あの凄い体たらくの「大反省会」で別の意味で反省を余儀なくされている民主党に支持率を抜かれてしまっているという話でありますし、さてこれはどうするものでありましょう。

民主が「公開大反省会」 菅元首相ら出席
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130511/stt13051118010008-n1.htm
「小沢氏がこれほどひどいとは」民主党“大反省会”
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000005136.html

 そんな状況で橋下さん、まずはこんな発言を。

橋下氏「このままなら維新消滅」 参院選へ危機感
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013051101001762.html

 自ら率い、世情を煽る発言を繰り返して支持を拡大した日本維新、その党勢が低迷に転じると、真っ先に右往左往してしまうような形ではいけません。なぜ支持率が低迷しているのか、というのは言わずもがなかとは思いますが、危機感を感じるのはいいことでございますね。

 そんで、これ。

橋下氏 慰安婦必要の認識を重ねて示す
http://megalodon.jp/2013-0513-2142-17/www3.nhk.or.jp/news/html/20130513/k10014548821000.html
「慰安婦制度、必要だった」 維新・橋下氏、重ねて主張
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS13031_T10C13A5PP8000/

 政治家として、本音はどうであれ言っていいことと悪いことがあるんですよね。ただ、橋下さんの場合は、政治家として本来は言わないような庶民感覚を掴む本音ライクな発言を繰り返すことで、自らや政党の支持を拡大してきたというバックグラウンドがあります。

橋下共同代表「首相は侵略と受け止めるべき」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1300G_T10C13A5EB1000/

 言いたいことは理解できるんですけれども、やっぱり乱暴に過ぎるんですよねえ… しかも、支持が拡大している最中はそれでも良かったのでしょうが、停滞低迷し始めたときに通用するかどうかは別問題だということの理解はなかったのでしょうか。

「もっと風俗活用を」と橋下氏 凍り付く沖縄の米軍司令官
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130513/waf13051319370013-n1.htm

 彼は橋下だけに水・氷属性だったんですねえ。せめて「もっとTENGA活用を」と言えば支持の減少を食い止められたのかもしれませんが。


« まあ、いいんだけどさ | Main | 石ww原ww慎ww太www郎wwwww »

メルマガ

  • メルマガ広告
    やまもといちろうによる産業裏事情、時事解説メルマガの決定版!ご登録はこちら→→「人間迷路」
    夜間飛行
    BLOGOS メルマガ

漆黒と灯火バナー

  • 漆黒と灯火バナー
    真っ暗な未来を見据えて一歩を踏み出そうとする人たちが集まり、複数の眼で先を見通すための灯火を点し、未来を拓いていくためのサロン、経営情報グループ「漆黒と灯火」。モデレーターは山本一郎。詳細はこちら→→「漆黒と灯火」

プロフィール

  • Profile

    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

My Photo
無料ブログはココログ