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2013.04.13

【御礼】イケダハヤト師とのイベントにご来場くださいまして、ありがとうございました

 本当に大丈夫なのか心配で仕方がなかった昨夜の本件イベントでありましたが、本当に440名のご来場者がいらっしゃり、誠に恐縮であります。本当にありがとうございました。USTやニコ生でご覧になった方もUUで8,000名とのことで、どういう売りがあったのか本人がさっぱり分かっていない状態ではありましたがご視聴くださり重ねて感謝申し上げます。

 そもそも「私がなぜイケダ師をいじめるのか」という問いに対して「イベントで回答しよう」と提案して始まった本件イベントでしたが、まさか話のオチが「イケダ師の『サンドバッグ宣言』」という結論となり、登壇した者として驚愕を隠し切れません。イケダ師的にはこれで良かったのかいまひとつ分かりませんが、当てにいく打撃ではなくフルスイングで批判して良しというお話でありましたので、イケダ師が煽るものについては興味を持ち次第引き続き石を投げてまいりたいと存じます。

 イベントの反響も全部は目を通せていない状態でそのまま休日の家庭サービスモードに突入してしまいましたが、私個人としては、私が通ってきた道で見聞きしたものや経験は、そのままイケダ師の書き物人生に役立つわけではないので、年寄りとしてイケダ師に「こういたせ」というつもりはありません。会談でもありましたとおり、イケダ師にはイケダ師が登るべき山があり、その山を登るほどに、いろんな経験をし、困り、悩み、自分なりの工夫をしていく過程にあるものだと思います。

 一方で、ブログに限らずネットに物を書くということは、人に影響を与える行為であり、責任を負うものでもあります。私自身も決して品行方正とはいえません。誰かに責任を果たせとは言う資格のない人間ながらも、ただ人を雇い組織を率いる者として、いろんなものを受け止めながらネットで発言していくにはどうするべきかも考えるようになりました。

 また同時に、ブログにものを書き続けるということは、その時代を自分が生きたという証でもあります。私などたいした人間ではないけれど、その時代を振り返ったときに引っかき傷のひとつも遺して逝きたいと思う気持ちもないわけでもありません。仕事で人様のライフログなどデータをお預かりするときも、その書き込まれた言葉のひとつひとつにその時代を生きた個人の気持ちがあり、伝えたいことがあるのだと思いながら分析をすることを心がけるようになって、少しは責任を果たしていこうという気持ちになれるようになりました。

 つまり、無責任に煽っている人については「無責任に煽ってんじゃねえよカス」と石を投げ、その倍以上の質量と速度をもって煽り返し続けることを旨として頑張って参りたいと思いますし、炎上案件があれば全力で見学し、燃え方の観察を続けたいと思います。

 ご協力いただきました徳力さん、講談社の皆さまがたや、イベントのお手伝いをボランティアしていただいた方々には改めて深く御礼申し上げますとともに、イケダ師には「いろんなことを言うのは構わないけど、挨拶ぐらいはしっかりしろ」という願いを伝えて参りたいと存じます。

 ありがとうございました。


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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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