ワタミが本当にブラックなら何で労基署が入ったりしないの?
いろいろと調べていると、散発的にあれこれと裁判が行われているようですが、個別事例は別として、世間やネットで語られているようなワタミの違法就労を強いる状態が続いているのだとするならばこれは会社組織全体の問題として取り扱うべきだと思うのです。
現役ブラック企業社長が、社員を安くこき使う華麗な手口を暴露!
http://biz-journal.jp/2012/10/post_928.html
逆に、ワタミがそのような創業を社員やアルバイトなどの従業員に強いていないのだ、とするならば、これは会社に対する誹謗中傷ですから、そういうことを言ってる奴を特定して粛々と訴えるとか、削除を求めるといった措置を講じるべきだと思うんですよね。
かくいう私も、親父の会社を再建する際に会社には金がなかったものだから社員に退職金が払えなかったりして労働審判に呼ばれたりしましたが、普通は会社全体の問題として捉えられるはずなんですよ。普通に交渉した結果が審尋になることも多いのですし、労働者の側に知識なかったり組合を組成できなかったとしても、なんか世間様のほうから是正を強く求めていくようなことを何でしないのだろう、あるいはできないんだろう、と思うのです。
【超絶ブラック】自殺したワタミ社員が直前に書いたレポート 「ワタミ文化とは、こういう現実をさすものなのだろうか」
http://himasoku.com/archives/51740916.html
【労災認定】和民のブラック企業伝説
http://matome.naver.jp/odai/2132987154085227101
外食産業は今後もサービス業として雇用の受け皿になっていかねばならず、どうしても労働集約的な就業環境になりやすい産業でもあります。だからこそ、労働環境をある程度守る仕組みが社周辺だけでなく、労働行政全体に対してもきちんと構築されていないと、結局はダンピングやったもの勝ちになるわけでして、早いところ問題の是正の方法を考えておかなければならんよなあ、と考えるのです。
前回の身体検査の内容からあまり新しいネタがあるわけではありませんが、仮にまた都知事選に渡邉美樹会長が出るよ、という話にでもなれば、選挙結果はともかくとして相応の報復を考える人たちは出てくるでしょう。ご本人は、いたって真面目にかつ全力で事業に取り組んでいるだけなのだろうと思いますが。
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