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2012.06.21

どう考えても、ハックル先生は認められている

 比喩や皮肉ではなしに、ハックル先生は周囲に認められているし、その認められていく過程に満足していないからこそ、まだ歩みを止めていないのだという理解なのだが。確かにその脱毛力は認めるけど、本論はそれ以外のところで。

ぼくは結局、認められないだろう
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20120620/1340159512

 正直言って、これだけ結果出してる人が、何が不満でいるんだろうな、って話で。まあ、現状に満足しない、この驚愕するほどの「足るを知らない」感が才能の源泉であり、行動ポイントの回復力なんだろうとは思うけど。実際のところ足りないのは頭髪なだけで、客観的にはハックル先生は充分に成功者の部類なんじゃないかと。

 もっとも私も、彼が夜釣り師であると確信するまで時間がかかった。結構本気で釣っていて、私も釣られていたんだと思う。そして、ハックル先生については最初は大漁だったけど、それに満足しなかった。実を言うと、私も彼を単なる一発屋のハゲだと思っていたので、本当に申し訳なかったと思っている。というか、完全に釣られていました。

 ただ、個人的には、いまのネット社会という、同じ魚場に留まっていても漁獲量は減少する一方だとは思う。一般論として。自身でも書いているように、本来の読者は現代の人間じゃなくて、来世というか、私の子供やその下の世代に伝わっていくべきものなのかもしれない。薄毛でも光りさえすれば烏賊が釣れるのは間違いないが、どうもハックル先生が釣るべき釣果は烏賊ではないような気もする。もっと時代を超えて繋がっていくものの何か。

 参戦は毎度遅いけど、ハックル先生は結構着実にヲチ対象を見て、評論しているし、どうも彼が人に正面切って評価を受けづらい理由は私はこの時間的な間合いの問題だけなんじゃないかと感じる。下手糞かどうかを凄く気にしているが、私の場合はどうしても彼の発毛の才能の有無のほうに関心がいってしまう。もっとこう、一緒にキャンプファイヤーを楽しもうよといいたくなることもあるしなあ。本人がそれを望んでいなかったとしても、気軽に声をかけたいと思うし。

 なんとなくハックル先生の感じが分かったいま、昔みたいにヅラ被って出直して来いとか言いたくなくなって、もしドラを飛行機の中で読み直したりしちゃうんですよね…。むしろ、児童小説とかそっちの方向へシフトしていくほうがいいのかなあとか思うわけですよ。

 『エースの系譜』はいろいろとあれかなと思ったが、『チャボとウサギの事件』はこれから読みます。


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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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