« 【告知】本日21時より、『安全保障なう』を放送します | Main | スパイっていうのは、情報を取るために物腰が柔らかいわけで(追記あり) »

2012.05.30

私たちの野村證券はいったいどうなってしまうの?

 証券取引等監視委員会に全面戦争を仕掛けた野村證券、もはや抜き差しのならない状況にまでデフコンが上がってしまっておるようで、このユーロが大変な時期に何をしているんでしょうか。

監視委、証券会社を本格調査 相次ぐ増資インサイダー
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF29010_Z20C12A5EA2000/

 SESCが突っ張るのはある意味当然であるとしても、その先のところがまた諸事多難であります。野村證券が組織的にインサイダーに関与しているという事案である以上、そうはいってもどこかで落としどころをと当局が思っても、当の野村證券が全突っ張りで頑張っておられるようでは着地ができようはずもなく。

 正直、市場の信頼を回復しようにも当の東証がああである以上どうしようもないという意見もあるのでしょうが、ここから先の問題としてSBIだの地方農協だの落としどころを考えないといかん事案がたくさんあるし、そもそもユーロどうすんだ、韓国どうすんだ、中国は景気が本格的に折れてきたぞという話になりますと、本丸の日本国債の消化にも兼ね合いが出ないとも限りません。

 いろんな意味でギリギリのところなのかもしれませんが、いまだに謎なのは野村證券がなぜこんなに突っ張っているのかという点です。意味が分かりません。何か別のハラでもあるのか… ただ、そうであるならば、それこそ着地のお話はたくさん見えてなければおかしいので、タコ麻雀の打ち手なのかという推測にどうしてもなってしまうのであります。

 どちらにせよ、一連のインサイダーでは野村證券のポジションは極めてマズいのは明らかですから、さっさと折り合って、一致団結して信頼回復に努めればいいのになあ、と思っていたところに来客です。ご清聴ありがとうございました。


« 【告知】本日21時より、『安全保障なう』を放送します | Main | スパイっていうのは、情報を取るために物腰が柔らかいわけで(追記あり) »

メルマガ

  • メルマガ広告
    やまもといちろうによる産業裏事情、時事解説メルマガの決定版!ご登録はこちら→→「人間迷路」
    夜間飛行
    BLOGOS メルマガ

漆黒と灯火バナー

  • 漆黒と灯火バナー
    真っ暗な未来を見据えて一歩を踏み出そうとする人たちが集まり、複数の眼で先を見通すための灯火を点し、未来を拓いていくためのサロン、経営情報グループ「漆黒と灯火」。モデレーターは山本一郎。詳細はこちら→→「漆黒と灯火」

プロフィール

  • Profile

    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

My Photo
無料ブログはココログ