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2012.04.18

ソーシャルゲームの「グループス」社の社長が元闇金だった件で

 もう情報解禁ってことでいいの?

SNSゲーム会社「グループス」社長の脛に傷
http://facta.co.jp/article/201205051.html

 脛に傷どころか普通に反社の可能性が指摘されておかしくないのですが、彼らの場合は普通に証券会社の反社反市リストに入りますし、何よりコナミとの訴訟で思わぬものが飛び出す可能性があるということで、上場申請したくてもできない、というのは致し方のないところであります。

 で、問題はそれ以外のソーシャルゲーム業界の上場予備軍においても、いわゆる上場ゴロによる株転がしや、事前の株発行で不透明な経営陣への割り当てが数多く見られまして、確かにいまは利益率が高く急成長はしているけれど、それはさすがにやりすぎだろうと思われる事案も見られ、5月ごろに有力上場予定企業のキャンセルを市場から言い渡される可能性もあるのではないかと思われます。

 ソーシャルゲームの収益の上げ方について、かねてよりコンプリートガチャとRMTの組み合わせによる賭博性の指摘や、開発会社に対する射幸心を煽る制作方法の要請など問題点も多々あるところではありますが、そもそもプラットフォーム事業者数社を経由しての売上依存がよろしくない点であるとか、海外進出と称して望ましくない法人の買収を海外で行っている点も踏まえていろいろと困ったことが数多く起きそうなところが心配です。

 あくまで一般論ですが、東南アジアでの開発体制強化の名目で、現地企業の買収や出資について、法外な金額で買取を行うにあたってのコーディネーターや、買収先の株主に不思議な人たちがいらしてその人たちの株式を一部買い取る方法での利益供与については当然知るところでありまして、上場しようがしまいがそんなものは問題視して摘発するべきと個人的には思っております。

 また、上場案件としてはそこそこの規模であるので、どうしてもIPOを強行したい証券会社がほっかむりをする傾向が顕著なのですが、そういう事例については一個一個あたれば当然のことながら全部状況は理解できる程度の事案であり、最終カーブを曲がったところで「だめでした」となりますと、関係各所徒労に終わる可能性もございますので、良きところで健全化を図っていただくか、案件そのものをターミネートするほうが傷が浅いと思われます。

 まあ、何度も書きますけれども、くれぐれもビットバレーブームで煽られまくった結果、訳の分からんネタで終わってしまったリキッドオーディオのようにならぬよう、関係者各位の善意と倫理に期待するところであります。

 個人的には、FACTAは早漏ではないかと感じましたが、無事6月を迎えられればと思います。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。


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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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