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2011.08.26

「菅首相、正式に退陣表明」と、我が国の、このリーダーの安さ

 どうやら、本当に降りられるようです。さまざまいろんな問題が残っておりますが、まずは「お疲れ様です」と言うことにしましょう。

菅首相が正式に退陣表明 「約束通り辞める」
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E0E4E2E3EB8DE0E4E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

 一時期は驚異的な粘り腰で小沢一郎さんを手玉に取ったり鳩山さんがピエロにさせられたりと、いろんなエピソードが残りましたけれども、日本国および日本国民としては、この引き伸ばされた菅政権から何らのメリットを得られず、要するにアレは何だったのかと頭を抱える状況になったのが残念です。

 基本的に、私自身の主義主張としては「一度国民の信託を得たのであれば、なるだけ長期政権を担当して安定した政治状況を作り上げることが国民の利益に資する」という考え方であり、確かに菅さんは期待ほどの成果を出す状況や条件を揃えられなかったけれども「せっかく担いだんだから、震災対応や財源問題など政策的な成果が出るよう民主党その他周辺もちゃんと支えろよ」と思っていました。

 国内政策ももちろんですが、外交の舞台では日本の影響力が大幅に低下していることは内外から指摘されている状態です。どうせ辞める首相と会談してもしょうがないと思う各国首脳が会談に応じないという状況に陥るのは、本当によろしくないよね、と。

 総選挙でもやらない限り民主党が政権党に入るのは当然で、同じく参議院が反対したらまともに法案が通らない現状も変わりません。この変革の時代に、スピード感ある政治が実現できなかったら、そりゃ国民の生活は楽にならず、経済成長もしません。でも、同様に民主主義である以上、そういう制度であり、国民もまたそういう選択をしたのだから、意見はいろいろあるだろうけどうまくいくよう状況下で努力するしかないんですよね。

 もはや、政局に関心が移ってしまっているのですが、首相になるための数合わせは構造上しかたないとしても、小沢さんに前原さんが挨拶にいったとか、小沢・鳩山が前原さん支援をしない方向で一致したとか、首相ってポジションは本当に軽いんだなあ、と。党内の有力者を束ねて、挙党一致で政権運営に携わっていこうという気配がないですから。

 「日本の政治はずっとそうだった」と諦めるのは簡単ですけど、もうちょっとやり様はないのだろうかと考えてしまうところでございますね、はい。



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Comments

誰が首相になっても100パー変わらんことはわかってる筈なのに、スズメの涙程の期待をしてしまう自分にガッカリしちゃってますが、まあ首相もいないよりも、いたほうがまだマシってぐらいでよいのでは、

とりあえずこのどうしようもない政局下で何とか特例公債法までは通してくれたのがせめてもの救いかな……。
「特例公債法を通せ!!さもなくば……辞めないぞ!!」というのは色々言われてましたが与党も野党も馬鹿しかいないという状況下ではまあ良くやった方だよなという感。

馬鹿でもアホでも一度担いだみこしは最後まで担ぎとおすぐらいにならんと駄目のような。
汚職とか致命的な問題でない限りレームダック化してもそれはみんなの責任。
衆院選挙後に二人辞任したら強制総解散って感じで党内力学による辞任を防がないとどうしようもない。

国際的にある程度の高みまで登ってしまい、これ以上先は軍事的な貢献をより求められる、と分かった以上、9条改正や積極的自衛隊派遣に至らないよう、日本内部をかき回して、一石二鳥的に国際的な発言力まで低下させよう、というどっかの国の陰謀だ!

んなわきゃないということで。

自民党も結局、地震に際して時限連立するなんてことはせず、民主党内部も地震対応の不手際を指摘しまくって管おろしに必死で。

こういう国がピンチのときって、一つにまとまるもんだと思ってたんですけど。まとまらないもんですね。

どっかの国と絡んだ軍事トラブルがあっても、わたわたして終わりそう。終わって欲しくないんですけど。切実に。

民主は中朝の工作員ばっかりで人材なんていないんだからさっさと解散総選挙すればおk

二院制にしても日本じゃ参議院が強すぎるってのはありますな。

首相がころころ変わるのはマスコミがあおるのが原因
と言おうと思ったけど、民主になってからマスコミは
擁護しかしてないけど毎年変わる。
民主ってどんだけ能無しなの

前回の衆院選挙で私は民主党に投票し鳩山元総理を国の顔として選んだのですが、普天間と政治資金の問題であっけなく陥落してしまいました。鳩山政権として記憶に残るのは、政権の絶頂期に小沢元幹事長が多数の一年生議員を引き連れて中国を訪問したこと。また、天皇陛下とまだ国家元首ではない中国の習近平副主席との会見を巡っての綱引きが行われたことです。

今度の民主党代表選においても小沢氏の意見に国会議員の票が左右されるのならばその影響力は無視できません。民主党の国会議員が実力者の意見にただ従うのではなく一個の人間として、また、有権者の代表として投票して欲しいと願っています。

また民主党に投票した私自身としては、小沢チルドレン、またかつては小泉チルドレンという言葉に見られるように、実力に乏しい議員が紅衛兵化してしまうこと、そしてそれを利用することに長けた実力者がいるということを念頭において次の選挙こそは冷静に投票をできるようになりたいと考えています。

首相【読み:サンドバック】

次の1年間に映像音声、文字媒体(ここは酷いインターネッツ含む)から袋叩きに合う首相は誰。

マスゴミのはしゃぎようがうざい

まぁ、天変地異や戦争の最中に政変が起きるのは、日本のお家芸。
田沼意次も大地震の対応をしている間に、反田沼派のクーデターを喰らって政権追放。
黒船来航時も将軍世継ぎを巡って抗争の真っ最中。
第二次大戦中も総理の首を変えているのも記憶に新しいところで。

この辺の度し難さは昨日今日の話ではなく、日本人のDNAであるという身も蓋もない話でした。やれやれ。

粛清すればいいのに
とか安易に考えちゃうんだよね

ゝみかんさん
現在の両院を合併して、空いた参議院を名誉職化、賢人会議化すればよいのです。ドイツ連邦参議院やイギリス上院のように。

そもそも菅首相は震災がなきゃもっと前にやめさせられてた人だからね。最初からレームダックですよ。
それを勘違いして長持ちさせようと動いちゃった民主党が自爆して大慌てで菅ヤメロに切り替えた口で・・・

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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