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2010.09.04

いま、佐々木俊尚が暑い!!

 いまやポスト梅田望夫の最右翼を驀進中の佐々木俊尚氏が、twitterで暴れまくっており耳目を集めております。

 残暑というかまだ暑い盛りの東京で、自らを燃焼し燦々と周囲を照らす佐々木氏のご発言の力強さと勇み足っぷりが光ります。

<その1> 佐々木俊尚氏、釣りに引っかかってSNSビジネスを下流喰いと断じるの巻

 ネタの振り出しはまた @igi で、いつものように全く別物なのにちょっとだけ共通項のあるものを並べて書いて釣り針を垂らしていたら、それに喰い付いたのが佐々木俊尚氏という図式。その後は釣魚大会となり、SNS業者からSGP業者らも雪崩れ込んで、最後のほうでは話し出したら止まらないと噂される @shi3z まで登場、ほとんどサファリパークのような状況に陥っております。

佐々木俊尚@sasakitoshinao氏の、ソーシャルゲーム評、ソーシャルゲームネタと、それに対するツイートまとめ
http://togetter.com/li/47056

 佐々木氏もニコニコ動画のヨイショ本を出している分、SNS業者の至らないところは指摘してもニコニコ動画をDISることはなく、対立する書き手も @shi3z 筆頭に「お前、そっちで飯喰ってんじゃん」というナイスガイが続出するあたり、極めて絶妙なポジショントークストリームとなっているあたりが見所と言えます。

 一方で、もともと @igi の発言はジェネラルに「高収益クライアントがテレビ広告を席巻する」という現象だけを言い表しており、多重債務者向けの弁護士事務所の顧客がSNS事業者のゲームをやっているなんてデータはそもそもどこにもないんですが、流れで出てきたパチンコとの対比や、「下流喰い」という大衆消費を言い換えた別称が登場すると議論はヒートアップ。どこにも根拠はないのに市場は重なってるという印象論をベースに360度各方向へ議論が拡散していく過程が面白いわけです。

 その中で、仁王立ちして独り感動する佐々木俊尚氏。

http://twitter.com/sasakitoshinao/status/22852929445
[引用]しかしこういう下流食いビジネスにこれから日本のウェブの「スタープレーヤー」たちが流れ込んでいくのか・・。日本でネットが普及し始めてから、15年。感無量だ。

 もちろん二重の意味を兼ねて仰っているものと思われますが、はてなCTOの伊藤直也氏がGREEに引き抜かれた話など昨今のウェブ業界のトレンドを見るに、マネタイズド・モンスターに対する警戒感は佐々木氏は持っているのかもしれません。

<その2> 佐々木俊尚氏、日経の編集者のクソのような対応にキレてtwitter上で愚痴るの巻

 佐々木俊尚氏が日経のウェブで連載していたものを取りまとめて出版する話があったようなんですが、その日経の編集者がクズで働かないことに怒り、twitter上でおおいにさまざまブチまけておられます。

佐々木俊尚@sasakitoshinao氏、某出版社の「怠慢」を非難する @satoshuho氏、@masa_mynews氏も激怒か? ツイートまとめ
http://togetter.com/li/47116

 要は、佐々木氏が自力でウェブ上でプロモーションしたらamazonで60位になったことも含めて、出版社の営業が努力しないことを踏まえ出版社からウェブの世界へパラダイムがシフトしていることを言いたいんだろうと思うわけですけれども。

[引用]「エクセルの使い方から住まい探し、夫の浮気相談まで、膨大な数のウェブサイトから優れたものを厳選、ユーザーから信頼を得ている理由、類似サイトとの違い、利用者がお金を払ってでも使いたいと誘導する仕組みを解説」

 まあ、日経的には確かに佐々木氏の連載の単行本化は興味がないのだろうし、とりあえず出しとけ感があるのかもしれないが、仕事やるからにはちゃんとやれよな、という話であるようです。ところが、そこは佐々木氏、本人や上司にクレーム入れても状況が改善しないと悟るや、twitter上で日経のゴミっぷりを盛大にアピール。衆人の目に止まるところとなるわけです。

 心象風景的には、老舗喫茶店でスパゲッティを頼んだら麺が乾いていたので、マスターに抗議するもいなされたのに腹を立て、「上等だ、表へ出ろ!」と駅前ロータリーで腕まくりをしている佐々木俊尚氏といったところでしょうか。素敵です。

 佐々木氏の今後の動向に期待が持てますね! チェキラ☆


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Comments

本の読みすぎは読解力に悪影響を与えるのかな、と思うことが良くある、あの人とかも。献本も善し悪しですな。情報を上っ面だけ見て浅い判断をしてしまうようでは、ジャーナリストの看板下ろさなきゃあね。

ツイッターはアフォリズムというか、全く非論理なつぶやきの連続にしかならないので流行って欲しくないんですが、流行ってますなぁ。こうしてウェブ上の言論はどんどん非論理化してゆくのだなぁ。

普天間問題のときに無知だとわかってしまったので、@sasakitoshinaoをフォローから外した俺は勝ち組

そんな事より毎日からアスキーに転職した際には
噂の真相の記事になった人のプロフィールから
"彼女と犬と住む"の文言がいつ消えたのか教えてくれ。

ウンコ対応されたからウンコを投げ返しただけじゃね? 編集者(特に角川な)ってホント仕事しないから(体験済み)。

まぁ大人なら黙ってろよ、ってのも分かるけど。
あっ! そうかっ! 佐々木さんをダシにして隊長付きの編集者を牽制しているんだねっ!
さすが! そこに痺れる憧れるっ!

ウンコ対応されたからウンコを投げ返しただけじゃね? 編集者(特に角川な)ってホント仕事しないから(体験済み)。

まぁ大人なら黙ってろよ、ってのも分かるけど。
あっ! そうかっ! 佐々木さんをダシにして隊長付きの編集者を牽制しているんだねっ!
さすが! そこに痺れる憧れるっ!

私は逆にリムーブしたのにまたフォローし始めました。
彼の撒き餌にほいほいついていってしまって、
著書をほいほい買ってしまうのも時間の問題かも知れません。

ポジショントークお疲れ様です。
下流喰いに加担している隊長も、
真実が広まると大迷惑ですよね。

久しぶりにwktkです。。。

1.尼の紹介文は編集者が書いているとは限らないのでは?あと、簡単に修正できなかったような
2.初版部数は出版社が勝手に決めていいことじゃなかった?口約束くらいはあったと思うが、出版契約書には書いてないかも。ま、佐々木氏の件ではわからないけど
3.書名も出版社が(ry
4.増刷するかどうかも出版社が(ry
5.原稿を送ったときに感想を返信するかどうかは、編集者によるね。必須ではないでしょ
6.書評向け献本は、自分が知ってる範囲でざっと出しておいたから、わざわざ聞かなかったという可能性は?

出版業界の人間からすると、クレーマーっぽくて一緒に仕事するのはちょっとイヤ>佐々木氏
あと、小谷野氏もイヤ
もっとも、日経の編集者・記者はピンキリですマジで

「ジャーナリストや評論家にコピーを書かせると、ろくなことがない」の典型的な見本が、今まさに展開しているという状態じゃないかな。


広告制作の現場の人間なら肌でわかると思うけど、報道分野で作られた言葉は、釣り具合が尋常ではないが、その言葉たるやネガティブなもの(語弊アリ)がほとんどで企業広告には使えない、小学生の「う○こ/ち○こ」の類と方向性を同じくしている。

ところが、感性で仕事をしちゃってるクリエイティブディレクターだったり編集者がその「う○こ/ち○こ」を指摘したところで、ジャーナリストや評論家といった職人は彼らとは対極的にロジカルな人種だから、その言葉に至った経緯をロジカルに説明できちゃったりするからタチが悪い。

で、今はその「タチが悪いフェーズ」がCGMを巻き込んで展開している最中だと思うよ。

まぁ、これが現場レベルなら金を握ってる人が仲裁に入るという大技で収拾するんだけどさぁ。

南無

隊長、下 世 話 (はぁと)

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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