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2010.08.17

アメリカ国防総省、中国の軍拡にようやく懸念を真面目に表明

 5ヶ月近くうだうだ調整をしていたようですが、ようやく腹が固まったみたいで、中国の軍拡、つまりは海軍の充実に関しては南沙諸島などに対する野心があるんじゃねーのということで、文句を垂れることが決まりました。

中国の空母建造「南シナ海の均衡崩す恐れ」 米国防総省
http://www.asahi.com/international/update/0817/TKY201008170134.html

 はっきりとは書いてないけど、伝統的に中国の軍隊というのはランドパワーであり、その中国が海に進出するというのは必然的に「どっか攻め取りに逝きますよ」という意思表示であると同時に投資でもあり、投資効果が得られないと逆に軍部の面子にかかわる(海軍増強したのに、いいことないじゃないか)ということで、このあたりは駆け引き以前の問題になるわけですね。

 とはいえ、カタパルトのなさそうな空母をいくら作ってもゴミであることはみな分かってるようですが、それでも象徴として空母というのは重要な意味を持つのかもしれません。

Report Says Chinese Military Transparency Still Lacking
http://www.defense.gov/news/newsarticle.aspx?id=60456

 軍事におけるチャイナウォッチというのは、ソ連の鉄のカーテンなみに詳細を知るのはむつかしいようで。ソ連の場合は徹底した秘密主義だったのに比べ、中国の場合は国土が広すぎてどこに何があるのか分からない&軍中枢への報告が必ずしも正確ではないということで、アウトルックとしても中国の軍事状況がどうなってるのか大枠は分かっても仔細がイマイチ分からんということなのかも知れず。

 まあ、少しずつ風向きは変わってるということで、ひとつ。


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Comments

「くにのようなもの」の集合体

空母の運用は金がかかるから早く竣工させて悲鳴を上げて欲しいです。水陸両用戦車の増備の方が気になる。マジで小競り合いしそう。

南沙諸島は守っても尖閣諸島は守らないそうです。さすが菅政権はかっこいいです。はやく民主党が爆発してこの世から消え去らないかなぁ。

まだまだ、人材政策じゃない? 内陸部の余った人材を兵隊にするには、海軍しかなくなったじゃないかな。

まだまだ、人材政策じゃない? 内陸部の余った人材を兵隊にするには、海軍しかなくなったじゃないかな。

中国の場合、海軍港って、ほとんどないので、かなり特定できますな。旅順港が未だに非開放都市なのは、まさにそれが理由なのですが。あとは、青島とか。上海は浅瀬で軍艦が入れない。

ただし、海軍にだいぶ金を突っ込んでいるとは、人伝に聞きました。洒落にならないくらいに。空母作ろうとするのだから、当然か。

ちうごくって三国志の続きをまだやってんのな
 
全国志?全地球志?とでも言えばいいのかね
 
 
懲りネェ奴らだなぁ。

昔々から、中国(清国)にも海軍があった。
定遠・鎮遠というてな、当時の日本の軍艦では手も足も出ない強力な戦艦があったんじゃよ。

昔々から、中国(清国)にも海軍があった。
定遠・鎮遠というてな、当時の日本の軍艦では手も足も出ない強力な戦艦があったんじゃよ。

>定遠・鎮遠というてな、当時の日本の軍艦では手も足も出ない強力な戦艦があったんじゃよ。

「明治一代無責任男」タイラー殿ですか。なつかしいな。

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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