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2010.06.29

サッカー観戦が初心者すぎて何を質問すればいいのかすら分からない

 最近巷でワールドカップっていうサッカーが南アフリカでやっていて、日本も出ているというのでちらちら観ているわけです。37年生きてきて、まともにサッカーの試合を観るのは5試合ぐらいで、何だかさっぱり分かりません。とりあえず自陣でずっと横にころころ蹴ってて相手が警戒して出てこないまま90分過ぎればどんな強敵でも引き分けにできるんじゃないの?

 11人全員で球にわーっと群がるんじゃないんだから、ボールの回ってきそうにないところにいる奴はゴロゴロしながら体力温存しておけば「終盤、足が止まりました」とか言われずに済むんじゃないの? とかそういう素朴な疑問がたくさん湧く。

・ なんとかかんとかが組織的サッカーだから強い、って言うけど、一人のボールを持ってる人に組織的に動くってことは二人以上張り付くわけだから、相手より二倍消耗するから弱いんじゃないの? 

・ 最初のフォーメーションがどうとか書いてて、4-4-2とかいうけど、DFの人やGKがシュートしてもいいんでしょ? 消耗しそうなポジションはバレーボールみたいにローテーションすれば疲れないんじゃないの?

・ 相手の空いているスペースにパスを入れて云々って言うけど、ボールに向かって常にスペースは閉じられているわけだから、相手の後方にスペースが空いてもそこに人を送り込んだら自陣のスペースが空くんじゃね? しかも、自チームがボール持ってるんだからスペース埋める奴が一人少ないわけだし。

・ なんかGKがぽかーんと遠くに蹴ってみんなへディングしてるけど、ヘディング後とかって結構な割合ボールが相手ボールになっちゃうんだが、あれでいいのか?

・ 競り合ってヘディングしてるときとか、なんかラリアット食らわせてる選手がいるんだが、あれは戦術か何かか。

・ なんか本田△とかみんな書いてるけど、本田が担当しているのは最終工程であって、道中を埋めてる選手のほうが偉いんじゃないの? やっぱり本田じゃなきゃできない何かがあるのかな。観ていて良く分からん。偶然そこにおっただけと違うの?

 → 結局、あんまり試合を観ていないので、どういう動きをしている選手が凄くて、どいつがクズなのかが良く分からない。みんな分かってて観てるのかな。凄いな。



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Comments

きっとダレカがあのAA貼るぞ~

野球も全員キャッチャーの格好して打者の前にずらりと並ばせてみたいな。
できれば人間ピラミッド的に。

11人全員がゴールのすぐ前にビッチリと陣取れば点は取れないってネタがありましたなそういえば。

ご質問の趣旨から相当はずれているかもしれませんが、
野球をコマの個性が際立っていて、
可動範囲がある程度決まっていて、
ステップバイステップで展開を読みあいする
将棋的なゲームとすると、
サッカーは序盤や終盤の定石のようなものはあるけど、
基本的に状況によって選手はどこにでも置ける石であり、
俯瞰的に盤面全体を自陣に有利な状況にするという
囲碁的ゲームなんじゃあるまいかと。
だから序盤は何をやっているのかわかりにくかったり、
スタープレイヤーというのは金色の石じゃなく
個人でありながらある程度まとまっておかれた
有利な布石のようなものと考えることで日によって
機能するしないがあったりする理由になったりしませんかね。

>ローテーションすれば

野球でレフト守れるならライト守れるだろ?って疑問と同じで、ポジションによってやるべきこと、求められる能力が違って来たりするので、同じように見えて実はそうもいかない。

背の低いDFじゃ相手のヘディング防げないし、足の遅いサイドじゃ突破できないし。

でももちろん色々な場所に適応できる器用な人もいる。


>相手の後方にスペースが空いてもそこに人を送り込んだら自陣のスペースが空くんじゃね?

攻めたら必ず防御が弱くなるリスクをはらんでしまう。
だから守備かためてその隙を狙うカウンター攻撃っちゅーが格下チームの流行っぽい。
しかし、そんな守備的サッカーなど何も面白くないため、
最近の流行は攻めて相手の守備を崩すスタイルが流行りだしてるっぽい。

>ラリアット
ファウルとられなきゃー何をしてもOK。
殺らなきゃ点とられるだけ。
それも戦術。

>本田△
ボールのせいもあるけど、今大会は特にフリーキックを決めた人は少なくて、
フリーキックを決めおったのは大したもの。
年俸何十億もらってるような世界のスターでもスカスカ外してたりするし。
また、ボール持ってても簡単に奪われないし、みんなが上がってくるまでボールを死守したり、とられそうになったら相手のファールを誘いフリーキックにするなど、ボールキープ力が高い。
取られたらカウンターの餌食になるので、攻める途中で取られるのが一番危険。
攻撃に守備にとよく走る。
そして、大口たたいて有言実行しちゃう。

さすがに眼のつけどころが斬新ですね。
私も、にわかサッカーファンに近いですが、こんな感じでは?

●組織的に動くってことは二人以上張り付く
その通りです。数的優位を保つには機動力が必要です。今回の大会
での日本代表の走っている量は格段に増えているとのことです。オ
シム氏の功績は大きいでしょう。
●ローテーションすれば疲れない
利き足や個人の能力特性の問題からポジションが変更しづらいせい
でしょうね。近いポジションでのちょっとした役割交代はすると思
います。
●人を送り込んだら自陣のスペースが空くんじゃね?
スペースが空くというよりも、人数が減ったぶん守備の一人当たり
の担当エリアが広くなるといった感じです。攻撃をかければリスク
があるわけです。
●結構な割合ボールが相手ボールになっちゃう
打ち込んだ先のプレイヤーのヘディングの競り合いが弱いというこ
とになります。
●ラリアット食らわせてる
故意なら警告、あるいは一発退場です。一部の中国人が得意ですが。
故意かどうかは審判判断によるところもあります。
●道中を埋めてる選手のほうが偉いんじゃないの
そうですね、アシストランキングといったものもありますし、評価
点ではそのあたりが加味されます。フォワードは花形ではあります
が、決められないとボロクソに叩かれます。本田は急にボールが来
ても、ちゃんと対応出来ているから良いのではないかと思います。

ん〜、何だかツイッターでほとんど解決されたみたいな。まいっか。

Q:回ってきそうにない所に居る奴はゴロゴロしておけば。
A:結構ゴロゴロしてます。その際のポジショニングやらゴロゴロ仕方に大きな技量が発揮されます。

Q:組織的サッカーだから〜相手より2倍消耗する
A:よってできるだけこちらがボールをキープして相手を組織的に引きずり回すのが良いことになります。

Q:フォメーションが4-4-2〜バレーボールみたいにローテーションして〜
A:これは出来るならそうしたい所なんですが、ガイエルさんをピッチャーにしてセンターを相川にするという訳にも行かない訳でして、ある程度の適材適所というものが…

Q:スペースにパスを入れると自陣が空くのでは?
A:その通りです。だから、できるだけ相手のゴールに近い位置でスペースが出来るように、逆にこちらのゴール前はスペースが出来ないようにと動く訳です。

Q:道中を埋めてる選手が偉いんじゃ?
A:道中を埋めてる選手は偉い。しっかり守ってる選手も当然偉い。でも欲しい所で決勝点のホームラン打ってくれる四番の選手はやっぱり偉い。

Q:どの選手が凄くて、どいつがクズなの?
A:本田と松井はやはり良いですね。あと長友と長谷部と阿部を大きく評価します。逆に、2試合目の俊輔はクズ。これまでのほかの試合は置いといて、あの試合の俊輔だけは明らかにいろんな面で、何度も何度もクズで擁護のしようがない状態。(当然、ワタクシの主観でございます)。

サッカーというのは基本的に、こちらはファウルをフェアに見せて、相手のフェアはファウルに見せて、こちらはできるだけ動かず、相手をできるだけ走り回らせ、勝ちに導いていくというスポーツであり、この条件を最大限に発揮しやすくするのが点を取るということだったりします。

また、サッカー用語で『組織的』というのは、「基本的なフォーメーションや戦略、戦術に乗っ取って攻めたり守ったりしている」という部分を念頭に置きつつも、近年は「11人全員が流動的に連携して機能的に動いている」という意味合いを強くしてきているような気がします。

運も実力のうちですがな

・組織的サッカー
その通り。日本代表は、11人(+交代選手)の走行距離の総和は相手の倍近いです。ボールを回される分、走る距離も多くなります。技術の差を運動量で埋める戦い方で、スタミナで上回るアジア人の特長をいかした弱者が強者に勝つための戦術です。走れなければ、超弱い戦術です。
(ちなみに、スイスやデンマークなどがやっていた一般的な組織的サッカーは、スペースを等分管理することが前提で、ボールが近くに来るまでは、適正ポジションを守ることになるので、90分間常にボールを追いかけまわすわけではありません。それにしても数十メートルダッシュを数十回繰り返しながら平均7~8キロ走ることになるので試合終盤には疲れてしまいます。日本代表は、これにプラス平均2キロ分運動量を要求して、よりスペースを埋めようとしているわけです。)
技術のある強者は、ボールを持ってる間は攻められない上に相手を疲れさせることができるので、最初からボールの保持を攻守両面の意味で使っています。

・フォーメーション
まず、テレビ中継でも間違って使われていますが、フォーメーションは、サッカーの教科書では(攻撃から逆算した)守備時の組織の配置を表したもので、攻撃時の陣形を表したものではありません。
ゆえに状況に応じて誰がどう動いてシュートを打ってもOKです。
ローテーションしない理由は、同じ実力・特性の選手を同じポジションに揃えられないことと、選手のモチベーション管理のためと、交代枠があるからです。
(日本代表は、最初から交代枠を2枠、松井と大久保に使うことを予定した戦術であり、また、選手もこれに納得しているので、問題は、控え選手が代役になれていないことですね。)
交代枠というルールによりローテーションが制限されている理由は、結局のところ、多分、その方が試合が面白いからです。

・スペースにパス
その通り、サッカーの性質上、攻撃と守備は表裏一体で、攻めればどこかに綻びができます。サッカーの戦術とは、自己と相手の実力を分析をし、それを基にピッチ上の90分間のリスク管理を考えているわけです。
自陣のスペースの穴を不安に思う監督は、少ない人数で攻める戦術をとってリスクヘッジするわけです。

・ゴールキック
もちろん、自分のボールになるのが一番ですが、そんなことできる選手はあまりいないので、相手の比較的競り勝てそうな方を狙って蹴った上で、他の選手は、こぼれたボールを拾うことを前提にポジションをとっています。
自分のボールになれば有利ですし、相手陣内から攻撃が始まる分、失点にすぐに直結する可能性も低いので、リスクをとっているわけです。

・ラリアット
反則です。戦術ではありません。審判に見つからなければ、確実に競り勝てるので、みんなバレないようにやっています(テレビで見る分には全く隠れてはいませんが)。悪質でない限り、バレない「腕使い」は、DFのテクニックとして賞賛されます。サッカーは、とても汚いスポーツなのですw

・本田
ボールを運んだ人間も評価されますし、チャンスを作り出した人間もより高く評価されますが、サッカーは、得点するのが難しい、スコアが動かないスポーツなので、得点の価値は非常に高く、故にその難しい得点を決めた人間が一番高い評価を受けます。
WCを見ているとスター選手が簡単にプレーするので信じられないかもしれませんが、偶然そこにいること自体が難しく、それを決めることはさらに難しく、全てが実力として評価されるのです。
(自力でドリブルして、ゴールを決めるメッシやロナウドがスター選手であるのもそれを何度も簡単にやってのけるからです。)

とりあえず貼っちゃってみます。


サッカーでさ、ボール囲んで肩とか組みながら

相手のゴールにつっこめないかな?

こんな風に


  ○○

 ○  ○   ワー

○ ● ○    ワー

 ○  ○

  ○○

そういうときは、一番詳しい野球だと、どうなるか妄想すればいいんだよ。人間のやっていることだから、同じところはみんな同じ。あとは、楽しんでいる人を観察すればいい。オレは、さっぱりわからなくても、楽しんでいる人をみるのが一番楽しいぞ。

そういうときは、一番詳しい野球だと、どうなるか妄想すればいいんだよ。人間のやっていることだから、同じところはみんな同じ。あとは、楽しんでいる人を観察すればいい。オレは、さっぱりわからなくても、楽しんでいる人をみるのが一番楽しいぞ。

やる夫で学ぶフットボールの歴史の番外編がオススメ。
俺もサッカーわからんが、わかったつもりにはなれると思う。
http://oyoguyaruo.blog72.fc2.com/blog-category-62.html

で、隊長はオールスター誰に投票したの

で、隊長はオールスター誰に投票したの

サッカーはミスのスポーツ
お互いの戦術が100%実行されたとき
スコアは0-0になる

野球は選手を細かくデータとして表せれるけど、
サッカーは曖昧な所が多いね。(少なくとも素人目には)
だから世界中でファンがいて、俺みたいな阿呆でも楽しめる。

逆にいうと野球は観戦する側にも、ある程度の知的水準が必要なスポーツかもしれない。
アメフトもしかり。そんなスポーツを作ったアメリカさんすげーっす。

なんかアメフトしか見ないアメリカ人がしそうな質問にも見える。
アメフトってやっぱ野球的なスポーツなんだなって思ったりして。

なんかアメフトしか見ないアメリカ人がしそうな質問にも見える。
アメフトってやっぱ野球的なスポーツなんだなって思ったりして。

ボールは気にせず陣取りゲームで考えると簡単かもしれない。隊長の好きな戦略シュミレーションゲームのような。疲れたとしても、斥候と歩兵はローテーションできないし、篭城してりゃ消耗しないってわけでもなく。
野球は静的問題で、サッカーは動的問題の違いで意外と共通するところはあるので、オシムやモウリーニョのように数学者的素養のある人の戦術論を読むと共感しやすい気もする。
結構、サッカーって数学的なんですよね。
「この解答は美しくない」みたいなことを言い出すヤツがいるのも含めて。

組織的なサッカー、野球で例えるなら内野ゴロでライトがカバー入るとか、バックホームでピッチャーがホームベースの後ろに回るとか。
サッカーではそのようなことが、連鎖的に10人(キーパー除く)に及びます。
で、一人サボると他のプレイヤに負担がかかったりしてスタミナ温存も簡単ではないんです。

ゴールキーパーが自陣から蹴ったボールが出てきてた敵のキーパーの頭上をワンバウンドで越えてゴールしたプロの試合はある。
まあたいしてちゃんとしてない競技よね。
点を取るほかない・守ってる場合じゃないとキーパーが敵陣近くまで行くのは今回もあったし。
オフサイドなんてルールもあとづけの苦肉の策だし。
北朝鮮なんかかつては肘打ちだらけだったし。
どの選手もアップで見るとシャツはつかむし、飛びあがったやつを押さえこんでるし格闘技だとも言われる。
10人でスクラム組んで持ち込んだらどうなるのかな??w

> 10人でスクラム組んで持ち込んだらどうなるのかな??w

イナズマイレブンにありそうですね。必殺タクティクスとか言って。

でも、相手チームの選手がボールにチャージに行けば、ボールホルダー以外の選手がチャージを邪魔する状態にきっとなるので、普通にファウルを取られて作戦失敗だと思います。

ヨーロッパのリーグの試合などを見ていると、素晴らしいサッカーの試合は至高の芸術品だと思えます。

一度きりしか存在し得ないそういった芸術的プレーを見たときには、「ここでそのスペースにパスが出せるのか!」(将棋で言えば、「ここでそこに指せるのか!そんな一手があったか!」みたいな。)とか、「人間はこんな動きを出来るのか!」みたいな様々な驚きがあり、おすすめです。

退屈な試合も多いですがたまに見られるそういう芸術品のようなものを見ると魅了されるのでワールドカップ以外もぜひ見てみてください。

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    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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