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2010.03.31

「見積もりを至急送ってください!」→見積もり送る→「何故見積もり送ってくるんですか!」

 有害な無能というのはこういう人だろうと思う。
 たったいま、クレームのメールを送りつけて、これから上役の人に相談するところだ…。

 まあ、だいたい期末の風景でもあるが、期末予算消化の嵐というのも今年は特になく、忙しいだけであまり繁盛した感じのしない国内と、たいして気の利いたこともしていないのに日本製ということだけで何となく持て囃されて次々と商談が決まる対中国、そして「ああ。二年後にはソースごとパクられるんだろうなあ…」という、何ともいえぬ優しい気持ちになる。バブル崩壊して戦争でも起きないかな。

 期末の各タイトルの数字も出揃って、まさかミリオンというのもあれば何だこのアスタリスクという涙の止まらないのもある。来週は債権者集会だ。人が在庫で資産のこの業界、会社が潰れて人が離散した後で回収するものなんて何もない。むしろ、業界の同窓会とか近況報告の場となるのが微笑ましい。

 しかし、最近は大手のリストラに巻き込まれて下請けがいじめられ、コスト削減努力や合理化で競争力を上げる前に倒されるケースが増えてきたな。人件費勝負だけではない世界のはずが、実に見事なラットレース。その挙句に、大手の看板に頼らずに仕事ができる有能な人から先に辞めていき、堅実な人ほど会社に残ることが多いから、どんどん事業が内向きになっていく。いまある需要を刈り取る類の仕事しか通らないし、企画が立ち上がらない。

 うちの業界に限らず、どこもだいたい似たような感じでもあるので、いまは日本経済の脱皮のための、生みの苦しみって感じなんでしょうかね。みんな脱皮しなきゃ、閉塞感を打破しなきゃ、と思ってるけど、政治が助けてくれるわけでもない、自力で何とかしよう、目の前をどうにかしなくちゃ、と考えた結果が、さらに深みに嵌っていっている。

 日本史的な評価における坂本竜馬が何故か革命家の解釈をされて現代で過大認識されるのは、改革に対する不満のマグマの表れではないのか。あるいは、救世主待望論のような。枯れた薪が、火をくべられるのを待っている状態で。

 もちろん私の不満は、頼まれて見積もりを出したのに突っ返されたことです。


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Comments

商談から殴りあいに発展!?
 
みたいな。

隊長のクレームを先方の上役が重く見る→「情報の共有化を徹底せよ!」との指示が先方の社内に飛ぶ→隊長のメールのCCに入る人が2,3人増える

>生みの苦しみ

何が生まれるんですかね…。
私には、貧しくて年寄りだらけ(←明日の自分を含む)で税金が高いばかりの枯れきった小国、といった未来像しか浮かびません。
こういった心持ちをして、閉塞感というんですかね。

御卓見ですね。

じゃあ隊長お願いします

今日も隊長はムーンにフィット。

日本語の練習ですね。

×見積りを送る
○見積りを"み"おくる

それと受け取り方。
突っ返すのではなく、破棄することを伝えればよかったのに。

いきあたりばったりの御仁の相手おつかれさまです。

>さらに深みに嵌っていっている。
みんながみんな、損切りを許されるわけでないですからね。

日本語の練習ですね。

×見積りを送る
○見積りを"み"おくる

それと受け取り方。
突っ返すのではなく、破棄することを伝えればよかったのに。

いきあたりばったりの御仁の相手おつかれさまです。

>さらに深みに嵌っていっている。
みんながみんな、損切りを許されるわけでないですからね。

クレームつけたあとどうなったか是非知りたいので追記して下さい。

具体的な事例を拝見したいと思った次第です。

また、伺います。失礼致します。

し、信じられないですね…。
もちろん酔ってるんですよね…。

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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