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2010.03.12

勝間和代本に好意的な書評を某誌に書いたら、そこんとこが丸ごと落とされていた件

 ゲラが送られてきたのをいま確認してびっくりしました。なかったことになってる。おやあ? お陰で行数が足りないことになって加筆しなくちゃいけないので面倒です。

自分をデフレ化しない方法
http://www.amazon.co.jp/dp/4166607383

 まあ、ブログで書くのも何だが、勝間和代節を楽しめる人なら、身も蓋もない筆致の良い本です。高度成長時代は社会保障も企業経営も難易度低くて問題を先送りすれば経済成長が補填をしてくれたけど、いまはゼロサムゲームなのだから然るべき努力を払うべき、という論述がメインなので、書き方に嫌悪感がなければ納得の内容ではあります。

 ただし、表紙が18禁なのと、論述が粗いので気になる人は読む気をなくすのかなという部分はあります。高く自己を売りようのない人にとっては、教条的な部分は相容れないでしょう、という程度かなあ。でも、個人的には面白く読みました。表紙がグロなんだけど。

 しかしどうして自分の写真を表紙にしちゃうんだろうなあ。いけてると思ってるんだろうか。どっちかっていうと逝った感じだが。自分の写真を小さくして、例えば熊とか猫とか可愛らしいキャラでもサイバラに描かせておけばもっと読者増えると思うんだけどね。

 あと気になるのは、表紙がトラウマになることですね。読み終えたときの読後感が、あの表紙は強烈だなあという本論とは関係ないところで引っかかってしまう点でしょうか。夢に出てきそうで怖いです。それも寝汗をかく類の。でも、本論のところはあまり経済論説を読みなれていない人でも平易に読める内容だというのはポイントが高いと思います。

 やはり、惜しいのは表紙が不気味だということですが、これは敢えて狙っているんでしょうかね。ああ、こんな私でも生きていていいんだ、というような前向きな心情を読者に与えようという格別の配慮なんでしょうか。別著で「キレイが勝ち」という、飛ばしまくりの微妙な写真が表紙になっておりましたが、こちらはE.T.の実写版がハリウッドで制作される場合は直接オファーが来そうな画像のまま堂々と掲載されているのがポイントなんでしょうか。

 この書籍がヒラ積みされている書店を見ましたが、そこだけ遠近法で近くにある感じの、せり出した心象風景を抱かせるあたりは抜群の個性なんだと思います。色も赤いし。なんか表紙を眺めているだけで吸う酸素を持っていかれている感じがして息苦しいです。

 あと、ご本人の写真自体がデフレ化している感じがするので、もう少し配慮が欲しかったです。本論はちゃんとエッセンスを読めば凄く面白いんですけどね。前向きで大変よろしいと思いますが、もう少しどうにかならんもんでしょうか。電車の中で読みづらいことこの上ないです。

 総論ですが、表紙以外はいい本なんじゃないでしょうか。後ろ向きになりがちな20代から30代の首都圏にお住まいの女性にお奨めです。

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Comments

半年前に、あなたのブログを読んだら、私は怒っていたでしょう。

勝間さんのセミナーに何回か出て、周囲からもカツマー女子といわれてきました。

でも最近の勝間さんの本は、売るための本、読者のためにならない本が増えた気がして、一気に冷めてしまいました。

自己顕示もおありでしょうから、あのような表紙で出されたのだと思います。中身は良くなりそうなのに、売ることだけを目的に出したこの本を、極めて冷静に、客観的に論評したブログだと思いました。

精神的ブラクラ

精神的ブラクラ

相変わらず隊長の文章はキラリと光る。
アマゾン見に逝ったら書評のとおりで。

自分の写真を表紙にするのはテレビの情報番組っぽいつくりにしたいからでは?

表紙の写真で司会者を演じて本文では解説者になって説明する。
あの表紙は読者に自らを司会者としてイメージさせる
最も効果的な手法と確信して用いていると思ってます。

そして自らの写真と司会者のイメージを読者にだぶらせておけば
情報番組の司会者のようにいろいろな話題に食い込みやすいから
都合が良いんでしょ。

つまり表紙を見てもらうことから彼女のプレゼンがはじまっているんですね。

繰り返しすぎる

回文を読んでいるような不思議な気持ちに包まれる傑作エントリーですね。
思わず段落を進む度に微笑がこぼれました。

こ この表紙は!
編集者は誰か止めなかったのか。
それとも編集者がやらせたのか。

え、アマゾンに出ている画像って、帯じゃなくて表紙なんですか?

先生お薦めのtwitterで先生をフォローするともれなく先生
のお名を冠した人生戦略手帳の宣伝tweetをいただくことができます。よかった素晴らしい。ウソ偽りなく著書の通り収入が10倍になる。先生の。
なんだか面白いから先生フォローしてます。
カツマー真面目な人多いんだから講演だの手帳だのと矢鱈に食い物にしちゃイカンのではなかろうかと思いつつ。
まあでも宗教だからしょうがないのかなあ。

>後ろ向きになりがちな20代から30代の首都圏にお住まいの女性にお奨めです。

別に勝間に限らず自己啓発系やなんちゃって経済系の本って殆ど首都圏どまりのような気がするが。。。

社会人デビューならぬ、四十路デビューでしょ、ありゃ。
ブレーンにも次々逃げられているらしいし、ネタ切れを表紙(カバー)でカバー。

カツマーから日経おじさんにターゲットを変更したんだよ
首都圏にお住まいの女性の方はもうだませないから。

家で読みたかった・・・
腹抱えて笑いたいwww

久々に爆笑した

さっそく釣れててフイタ

いや、俺が釣られたのか・・・?

>>30歳女子婚活中さん

コメント読む限りの印象ですが、いかにもカツマー風な感じですね。
もう少しゆる〜くいきましょうよ。
その方が婚活も上手くいきますよ。

こんにちは
もう表紙のことで噴き出してしまいました。
どうしてもETやら18禁やら本文を読んでいると笑いが堪えられませんでした。

>ご本人の写真自体がデフレ化している感じがするので

むしろインフレ。あっちこっちで見るし。

うげげ。隊長の本も二冊だか混ぜられてる文春新書って、
いつのまにか表紙が毒々しいカラー写真化してたのかよw なんじゃこりゃ

カバーを見て、ミラーマン(植草センセじゃない)かと思ったぜw
http://image.blog.livedoor.jp/k_won/imgs/a/3/a3b4d5dd.jpg

編集したのは鉄線コスモス嬢(樋渡優子くん)あたりかな?
本人に直接聞いてみよう…。

で、ディスカヴァー・トゥエンティワンの千場のおばさんが、
せっせとチンドン屋してきた勝間和代。

元タバコ呑み女で、こぶつきバツイチってのがトホホな姉さんだが、
オツムがややクルクルなレディへ、
酒やめろ、タバコやめろ、本を買えと説法している点は、
少々評価できる。

姉さんの問題点は、情報商材屋(ペテン師)神田昌典との関わりか…。
ついでに上念司。彼については、あらためてこちらで述べようか。


2月発売の文春新書5冊の中で http://bit.ly/cRRgHT
金を出して良さそうなのは、
『マイルスvsコルトレーン』のみ。

NTTデータイントラマートの中山義人社長の美人の奥さんが、
マイルスの『いつか王子様が』を好きで、
http://bit.ly/cLvKWQ
孫正義の故郷・佐賀鳥栖のジャズ喫茶「コルトレーン・コルトレーン」では、
原尞さんが、月数回ピアノを弾いているのを思い出した。
http://bit.ly/dyjzjs


3月発売の文春新書5冊では http://bit.ly/a9QUjj
竹内政明の『名文どろぼう』のみ。

同時発売される
『昭和天皇と美智子妃 その危機に』『JAL崩壊』って、
すべて佐賀鹿島絡みじゃねえか…。

読売東京本社は全国版社説で二度も
『税金どろぼう』の「長崎新幹線」計画は 
問題であると論じているのだし、
竹内さんにも編集手帳でぜひぜひ取り上げて貰わないとな…。  
長崎新幹線推進の暴挙で被害に遭う佐賀鹿島は、
「読売の一大聖地」であるのだから。


~おまけ~
長崎新幹線土建屋(松尾建設)に
毎年550万円恵んでもらって工作員に仕立て上げられた
ノーパンしゃぶしゃぶ樋口久俊が立候補する鹿島市長選挙と
長崎新幹線についてなど、あれこれ
http://bit.ly/aBfFb0

ワラタw

で、amazon見に行ったがそんなに写真ヒドイかなぁ?
それより色の組み合わせの方に違和感が強いな

あの表紙を見る限り、彼女は本を売る努力をしているようには見えませんが・・・・

表紙が顔写真な事に相当ご執心ですね。
タイチョーがあまりに男前だから不細工な女性や年取った女性は許せないって事?
それとも同族嫌悪?

社畜が社畜じゃない人を小馬鹿にしてしまう日本人的な要素を強く感じました。
どこぞのホテルの女社長よりはずいぶんマシだと思いますが、広告に載せようが表紙になろうが別にいいじゃん、って思いますけどねぇ。本人がそれでいいんだから。

表紙になるならないは置いておいても、表紙になれるくらいの本を書けてしまう事はすてきな事じゃないですか?今までそれ相応の努力もされてきたんでしょうし。

出る杭は打たれるって事なんだろうな。
タイチョーも同じ事されてるのに人にはやっぱするんだな、とニヤニヤしてしまいましたよ。

> 表紙が18禁
ここで死ぬかと思うぐらい笑った。

そして、段落を進むたびに出てくる表紙ネタにまた爆笑。
今もニヤニヤが止まらない。
会社なのに。

言われてみればETに似てるw

やべえ、笑って仕事できんwww

>表紙が18禁
ワロス。確かに。

あと、これは勝間本全般に言えることですが、表紙だけ見るとSF本と勘違いしやすいですね。

勝間女史の「デフレ化しない方法」のネタ元は、高橋洋一氏の「日本経済ひとり負け!」のような。どうですかね。

質問状の中身が気になるずら。

両手を組んで跪いていると上から水をかけられるんですね。わかります。

顔に自信がなきゃあ、原色美女図鑑に自薦なんて行動には出られません。

会社で笑ってしまったw
隊長さすがです。

このひと、喋っているときに表情筋が不随意運動するように見えるけど、どうなの?

表紙がどうこうってのは、買うかどうか決める権利は消費者にあるんだから、表紙が嫌だったらカバーでも掛けて読めばいいだけの話。マーケティング上のアドバイスであれば、本人にこっそり言えばいい話。これ、まったく無意味なエントリーに感じました。


読点(。)の度に、「次もこい」と思いながら読みました。

けど、今回のエントリーは傑作なのですが、
もう少し表紙の写真についてのコメンツが
多かったほうがよかったのでは?
と思いました。


隊長の「けなし芸」堪能させてもらいました。
ありがとうございました。
で、コメント読んでほんとに怒っているように見受けられる人々がいることに驚いてます。
最近「なんちゃっての皮を被った真性ポジショントーク」みたいなエントリが続いておられたので、久しぶりにほのぼのと皆で楽しめる内容だと思うのですが。

勝間が悪いんぢゃなく

担いでる取り巻きが悪いんだ、きっとそうだ

勝間が悪いんぢゃなく

担いでる取り巻きが悪いんだ、きっとそうだ

顔がデビルマン。

デフレ化はダメで、ダウンサイジングならOKなんでしょうよw

勝間和代さんは美人だと思いますが激しく笑いました。

おいらは「30歳女子婚活中」女史と違って、勝間本は「すげーマニュアル本。こういうの読む人って応用効かないのかね」としか思わなかったので、いまさらだと思ったんだけどサ。
 だが、「結局、女はキレイが勝ち」の表紙は「やっぱプロが化粧してやれば、『カビが生えたような芋』でも見れるようになるな」@新谷かおるという名せりふを思い出しますたよwwwwww
 緋紗子カーチャン最強だぜv

デフレ化再生

株式会社ウィルコム更生手続き開始決定受ける
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3236.html

再生支援に関する基本合意書を当社および(株)企業再生支援機構、
ソフトバンク(株)、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合が
サービスを提供するファンドの4社間で締結した

■■【訂正とお詫び】■■

★Posted by: あるびよん | 2010.03.12 at 12:18
 ↑上記コメント中、失言誤記などが多々ありました。


>いつのまにか表紙が毒々しいカラー写真化

「表紙」ではなく、ぶっとい「帯」でした。
おまけに1年前の文春新書も同タイプでした。
http://bunshun.jp/pick-up/kotowaru/
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/005/173/94/1/sanma2.jpg

>こぶつきバツイチってのがトホホな姉さん

バツイチと書いて、明らかに名誉を毀損していました。
深くお詫びします。「2」の間違いでした。
http://ameblo.jp/kooks-chelica/entry-10419469983.html

>編集したのは鉄線コスモス嬢(樋渡優子くん)あたりかな?

上記人名は、検索された際に「長崎新幹線問題」とくっつけるため、
敢えて名前を出しました。

樋渡優子氏は、狂犬の角川某を上手くあしらい、
青年海外協力隊だかで女一匹アフリカへ飛び、
『諸君!』の最後の副編だかをしていた硬派な編集者だそうですから、
勝間本にはタッチしていないと思います。
いい加減なことを放言して申し訳ありませんでした。

ちなみに、「鉄線コスモス」と命名したのは、田辺聖子です。
彼女の弟は、日本のパソコン界草創期のキーマンの一人です。

おセイさんは、現在発売中の下記雑誌一発目に
インタビュー記事で登場しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
文藝春秋SPECIAL2010年季刊春号 『結婚という旅』
http://www.bunshun.co.jp/mag/special/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(この臨時増刊号、蛭子能収や海老坂武まで登場させて、
なかなかの食い応え)

おまいらさいてーやな。

一番さん、婚活がんばってください。

勝間氏の顔の造詣じゃなくて20代の女子がするカワモテメイクにぞっとする。口紅とかもろセックスアピールだよね・・・ノーサンキューですってカンジ

表紙に顔だしてもいいと思うけど瀬戸内寂聴みたいに煩悩を捨ててから写真とれよ。安達祐美の母親のAVのパッケージを見たようなゲンナリ感ですわ・・・・見てはいけないものを見てしまった感じ

面白かったですが、表紙写真についての記述が少なすぎるように感じました

女性の顔の悪口で楽しむなら自分の嫁の顔晒してからにしたら?

グロならちゃんと警告入れてくださいよ。
うっかり踏んじゃったじゃないですか。

んーまーホントにひどいブスなら隊長は顔の話はしないでおくわけですから結果的に結構ほめたって事になったりして。

読書をしたことの無い人間が本を書く。
読書をしたことの無い人間が本を買う。

これだと、隊長が勝間の容姿に偏執的
異常な執着をしてるのだけが伝わるじゃない?
 
フケ専だったのか…、みたいな。

>女性の顔の悪口で楽しむなら自分の嫁の顔晒してからにしたら?

バカが沸いててワロタ

うーむ。

こういうエントリー見ちゃうと、やっぱり隊長はすげーなぁ、と思っちゃうな。いや、度胸じゃなくて、人を見る目の鋭さと、立ち回りのうまさね。

リアルでどこまで知り合いなのかは知らんけど、勝間和代のことをよく見てるよ。

一番目のコメント、ホントかなあ。
ネタ、とまでは言わないが、その類の人が、このブログ、読みに来るんでしょうか。
特に、アップ直後の投稿ですよね、朝の5時?
あまりにもよく出来ている、と、いらぬところが気になる今日この頃…

おもろいけど、居酒屋でやるような話だな。

「お前はそんな顔して他人の容姿をからかってんじゃねーよ。
キモいオタクの山本」

とか、街角に張り出されてたら誰でもムカつくような。

まぁそこまで直接的ではないにしても、
やってる事は一緒だわな。

そのうち他人から信用されなくなるで。

勝間の才能を見抜いているな

アマゾンで、あえて『クリック!なか見検索』を押してみた。http://bit.ly/ajX6dr

 本人の写真はカットされ表示されていない。

やはり18禁だからか・・・w

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    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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