まだまだ元気な企業経営者OB
年末のパーティーに些少な時間顔出ししたらバッタリ遭遇。当然、彼が元いた会社の話題に。
「で、どうなの」
「いろいろあるようで」
「いろいろ? どういろいろあるの?」
「ややこしいことがたくさんあるんですよ」
「ややこしいこと? 一言で言うとどういう感じ?」
一言で言えない面倒な事態が起きているからみんな困ってるんだってば。
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年末のパーティーに些少な時間顔出ししたらバッタリ遭遇。当然、彼が元いた会社の話題に。
「で、どうなの」
「いろいろあるようで」
「いろいろ? どういろいろあるの?」
「ややこしいことがたくさんあるんですよ」
「ややこしいこと? 一言で言うとどういう感じ?」
一言で言えない面倒な事態が起きているからみんな困ってるんだってば。
よろしかったのではないでしょうか。
堀江被告、208億引き渡しでLDHと和解
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091225-OYT1T01015.htm
Continue reading "ライブドア、もうひとつの「着地」 堀江貴文被告、208億引き渡しでLDHと和解" »
日本語版が出たので、買ってしまった…。年末は無闇に多忙なので、あまりしっかりプレイできていないのが心残りなのと、バージョンが1.0のクソ仕様なので全力で手動というのが最大の難点なのだが。
日経BPのインタビューを受け、ついでにこのブログでもエントリーを書いたのですが、遠回しに書いたり冗長にしたりしてぼやかしてたら、まだ趣旨に誤解があるようなので。
新聞のネット進出が苦戦続きなのはなぜか
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091222/202408/
日経BPで、グループ会社の悲哀を代弁するコメントを寄せました
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/12/bp-d3a5.html
告知が遅れて恐縮ではありますが、ええ、ポジショントークですとも。
新聞のネット進出が苦戦続きなのはなぜか
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091222/202408/
とてもインタビュー記事とは思えない長編になっているのが困惑のネタですが、それ以上に、日経自体が随分でかい投資をして自力でデジタルシフトしようとしており、また、各社さん赤字なのに頑張って資金を捻出して、いろんな投資を繰り広げようとしておられます。まことに嘆かわしいことです。本業に集中しろ。そんなもんに多額の銭を投じるのならもう少しグループ企業の再編や自社のレガシーコストの削減にキャッシュフロー使えよ、といういろんな会社の現場の声を代弁するような内容になっております。
外側からは「株主である堀江さんに巨額配当を支払わず株主平等原則がどっか逝っちゃった会社」のように見えるLDHが、ライブドア売却の意向があると報じられ、返す刀で「そんなこと(具体的には)ねーわ」との否定で、早くも乱気流が流れてパラシュート一個で蹴り出されるライブドアの着地が気になる今日この頃です。
LDH、ライブドアを売却か?
http://netafull.net/business/033039.html
LDH、子会社ライブドア売却の報道に「具体的な事実はない」とコメント
http://japan.cnet.com/venture/news/story/0,3800100086,20405853,00.htm
バナHに関する愉快な記事が掲載されているサイトを教えていただいたのでご紹介。
バナH(VanaH)
http://mine-water.com/vanaH.html
http://megalodon.jp/2009-1221-1247-20/mine-water.com/vanaH.html
いや、そういうことを書いてはいけないと思うんですよね。だめだだめだ、絶対にだめだと思います。
「ピーチ・ジョン」社長が押尾容疑者関連記事で提訴
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091218-OHT1T00176.htm
なんかリンクされてますけど、PJ野口さんとシャブい話を連結して書いてはいけません。ダメ、ゼッタイ。(棒
PJ野口とシャブ社長 (URL修正しました 23:34)
http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51359089.html
しかし、サイゾーが思い切りよく実名入りでサイトで解説記事とか掲載してて、世の中カオスです。これから世界はどうなってしまうのでしょう。
押尾学事件 ピーチ・ジョン野口社長周辺に広がっていた薬物汚染の世界
http://www.cyzo.com/2009/12/post_3432.html
Continue reading "ピーチジョンの野口美佳さんが、押尾学事件でマンションを貸与するなどして犯行に加担していたかのような報道はいかんよ (修正あり)" »
なんかスワ通が送られてきたので、つい仕事の合間に読んだら、なんと魔将ガイエル閣下が複数年契約をゲットしておられるじゃないですか。「ガイエル大ファンの球団広報・加藤」とかお前の自己紹介はどうでもええわ。その後、信頼と実績の時事通信も報じておられたのでよほどのことがない限り事実であろうかと思われます。やれ嬉しや。
ヤクルト、ガイエルと契約更改=プロ野球
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date1&k=2009121800709
切込隊長ですが繋ぎの二番手として登場しました。
"10年続いたこと自体が、非常に面白いと思います" - 山本一郎さん
http://blog.livedoor.jp/ld_10th/archives/51350638.html
何かデータが飛んだとかという話を耳にしまして、絶賛ヲチ中であります。モノはAQインタラクティブさんご謹製の『ブラウザ三国志』らしく。
ブラウザ三国志 for mixi トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=48173948&comm_id=4494844
この辺、CGM/SNSでクレーム対応すると完全にガチ見えしちゃうのは仕方がないし、この手のバグは起き得るものなのでどうしようもないよなあ、という印象。外側から見るとやることはやったうえで起きたバグなんで、こりゃもうとっとと土下座してスペシャルアイテム配ってご容赦願うほか方法ないのかなと妄想。
Continue reading "mixiアプリの『ブラウザ三国志』で何事か起きている件&RockYouで3,200万人の個人情報漏洩祭り" »
愛人が1ダースだって? 生物としては健康的じゃないか。
11月30日の話がもろに出ているんですが、一応ピックアップ。
宮内庁、外務省…広がる懸念 「亡国」批判も 天皇特例会見問題
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091215/plc0912150007001-n1.htm
うーん、小沢さんのある種の暴走はあるかもしれないけど、「中国の走狗」「亡国政権」とまでは外交筋も言い切らないんじゃないかと思ったが、どうなんだろう。せいぜい平野さんが残念な人である、という話ぐらいまでではなかろうか。記事では中国側が巻き返そうとした話になっている。打診は続けていたはずだが、実際はどうかな。来週あたりにもう少し詳しい話が出るんじゃないでしょうかね。
まあもう何をかいわんや、という感じではあるけれども、一応自分の備忘録的に触れておこうと思いましたので。
首相の姉にも資金提供=鳩山氏母、兄弟と同時期に-「相続対策」強まる
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009121400929
真面目にやるのであれば、現在「病気療養中で入院」状態にある鳩山(母)さんは、入院が満了した時点でお話を訊かれる形になるはずなんですよね。追徴で済めばまあ穏便なラインですけど、脱税で2億というのは本来は塀の中に落ちるかどうかのラインであって、あんまり微妙な沙汰であると、やはり「てごころ」ということになろうかと。
さっき何の気なしにFT見てたらドバイの話が出て、100億ドルぐらい投じたってクソの役にもたたねーよ話が書いてあったので、面白く読んだ直後にこの日経の記事。
ドバイ、債務紛争処理の特別法廷 交渉決裂に備え設置
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091215AT2M1500415122009.html
これ、漏れた債務は返還できない前提での受け皿組織を作りましたのお知らせじゃん。一応、こっちも日経の記事で埋めとくけど。
アブダビ、ドバイに100億ドル支援 政府系の債務不履行、当面回避
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091215AT1C1400914122009.html
たぶん、例によって「小沢さんの悪い癖」であって、壊し屋の異名を取った彼の本質の部分かなと。で、首相が何故か小沢さんを制止する側ではなく、促進する側に回っていることも興味深く拝見。
首相、特例会見波紋に不快感 「国民挙げてお迎えすべき」
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121501000167.html
もう民主党は駄目だろう、とネットにいる人は思うかもしれないが、実際に本当に崩壊過程に入るのはしばらく先のことになるだろうし、まだ挽回(何を持って挽回というのかは知らんが)の余地は残されているとは思う。政権というエンジンに、支持率という石炭がくべられ続ければ、とりあえずレールの上を走ることはできる。そのレールの先が正しいと思うかどうかはその人次第と、そういうことで。
どうにもこうにも、投資先の決算書を並べてみても嬉しい誤算と見当違いが工作していて悲喜こもごもすぎる情勢にある。これはお取り潰しも幾つか考えなければならぬし、回収したい先も見えてくる。
いろんな意味で終わっております、私の12月。
(追記 9日 06:54)
今朝は声が出ている! これで勝つる!
何の酔狂か、PHP研究所から月刊Voiceの短期連載の話が来まして、ウェブ時代の民主主義とか、ウェブ選挙の潮流についての記事を寄稿しました。
話的に、何故だか先日のウェブ学会の東浩紀氏ほかのシンポジウムの内容と鬼のように被ってしまい、さてどうしたもんだかという気もしますが、まあトレンドですし一応。
オフィシャル(まだ12月号)
http://www.php.co.jp/magazine/voice/
二大政党制批判論 もうひとつのデモクラシーへ(吉田徹 著)
『月刊 Voice』 12月号
Continue reading "『月刊Voice』1月号にweb時代の「民主主義2.0(仮)」について書いた、というか連載開始のお知らせ" »
さっき、菅さんと亀井さんのネタを読んでて思ったけど、この不思議な一万円台回復のPKO(公的資金による株価維持)は自民党的手法の延長線上なのかなと感じるわけです。
菅氏と亀井氏が火花 緊急対策の決着巡り
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091208AT3S0802108122009.html
いまどき奉加帳でもあるまいし、どうにかして支援しましょうという先の年末資金が足りないところを含みで補う作戦は55年体制だろうが現在だろうが変わらんのだなあと感慨もひとしお。というか、そう簡単には変わらない日本経済の成り立ちというか仕組みに依拠するものなのかもしれませんなあ。
ネット界隈は、geekの人も多く、webの技術者は善人というか、脇の甘い人もたくさんおられます。良いとか悪いとかではなく、一般論として、下手に出てくる業者や、若い女性からの提案にほいほい乗って、あとから変なことになるケースもまた、ままあります。
池田信夫氏がまともなことを言っている…。議論自体は12年前からあるけどね。それでも実現していないのだから、池田氏に一理。
増税より賢い増収法
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51324950.html
「自分の体調が悪いということは、池田信夫の精力が高まっているのだ」と指輪物語的メソッドで自己診断でもしてみる。ああ、咳が止まらない。
四年がかりの捕り物という点では、もう少しどうにかならなかったのかなあという気もするけれども、いろんな意味で象徴的な事件だっただけに一通りの決着がついて良かったなあと。
ユニオン株価操縦で企業グループ社主を逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091202/crm0912022043039-n1.htm
元社長の逮捕はこれ。
ユニオンHD社長「おれは金融屋」 実業置き去り「ハコ企業」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091105/crm0911051531025-n1.htm
個人的には、先にルーマニアかバルト三国と思っていたのですが、ウクライナが延焼しました。シンジケートローンネタですね。たったの410億円ぐらいの話ではありますが、ウクライナの国営鉄道の純利益から逆算いたしますと、債権者が230年間ほど国営鉄道乗り放題という国鉄清算事業団@11兆円も真っ青な内容に仕上がっております。
ウクライナ国営鉄道会社の債務再編案、まだ回答を受けていない=財務相代理 (ロイター)
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story/02reutersJAPAN127416/
ドバイといいウクライナといい過剰な需要見込みとPFもどきのシンジケートローンを派手に組成した結果、普通に返せなくなっているという笑い話なのがアレですけれども。
「早く次の原稿を書け」といわれ続けて早半年、特に詳しくもないけどドバイショック関連の経済記事とか書いてみました。我ながらグダグダな記事に仕上がっておりますが、ドバイに深入りして大損の発表が期待される英系証券がほぼ同じようなことを言い訳じみたグラフ付きで有償レポートとして顧客に流していたのを読んで「やっぱみんな似たような感想を抱くわけだな」という思いを新たにしました。
【切込隊長column】 ドバイと円高、実際のところ本気でよく分からない
http://moneyzine.jp/article/detail/181771
先日移転した某社に伺ったところ、でっかい熊さんの花束と、しょんぼり気味のスペイン街からの花束が凄いコントラストを撒き散らしつつ正面玄関に鎮座しておりましたので記念撮影。力の入り方の違いというより、両社のヒットポイント残高を暗示しているような感じがしたわけですが。
先日、この記事を読んでてふと思ったんだけど、いま猛烈な勢いで人員削減してる出版社や新聞社(新聞はそうでもないか)の人たちって、ネットでモノを書いてるんだろうか?
ベテラン新聞記者も,活躍拠点をソーシャルメディアへ
http://zen.seesaa.net/article/133154042.html
この前も、大手週刊誌で契約記者が随分カットされたり、廃刊になった雑誌の編集部にいた編集者が全員解雇されたりしていたのを見たけど、必ずしも彼らがネットに出てきて引き続きメディアに従事しているというような話にはなってない模様。
我が国の隣にある、核兵器持ってるけど原始部族制の国があるんですけど、そこで凄いデノミをやっていました。
北のデノミ、国民動揺「タンス預金」紙くずに
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091202-OYT1T00160.htm
なんかまた微妙なネタが出てきて、もうそっち業界に秋風でも吹いてるのかと。いや、危機感を持って経営に当たるのは非常に大事なことだとは思いますけどね。
DeNA、ミクシィに人気ゲーム提供 囲い込み戦略転換
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091202AT1D010C301122009.html
囲い込み戦略を転換したというよりは、上積みは単独でやっても描きづらいので、近しいところでうまく乗れる先はないかと探してみると、mixiアプリで見た目のPVは上がったけどその後の展開はしょんぼりなmixiぐらいが一番良い声の掛け先だった、という落ち着き具合じゃないかと思うのですが。
最近の前衛文藝風の物言いの多い日銀ですが、昨日もまた巷で話題騒然の渾身ネタを披露され、古株のボンドディーラーからショットで円高リゾートを楽しむファンドマネージャーまで「日銀はどうなっちゃったんだろう」と面白がりシーンが増加しているように思えます。
http://www.boj.or.jp/type/release/adhoc09/un0912b.pdf
そんなら0.1%固定と書けば「ああそうですか」となろうもんを、自ら力強く太ゴチックで「超低金利」とか書いちゃうもんだから、前衛的過ぎて読むほうがビックリです。
この前、iPhone3GS 16G勝ったばっかなんだよね。
その直後に、何これ。っていうか、何してんだよ。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20091201_01/index.html
「業績絶好調!」とか投資家騙しも同然の中間発表やっておいて、これはさすがにないだろう。wi-fiの件といいウィルコムのフライングといい、いったい何がしたいんだソフトバンクモバイル。
いや、日本国民も熱しやすく冷めやすいところはあって、もう少しじっくり考えるべき生活に密着している事案も様々あると思うのだが、まさか「政権交代」が流行語大賞になってしまうとは思わなかった。
「政権交代」が流行語大賞、「歴女」も登場
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091201-OYT1T00911.htm
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やまもといちろう |
ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。