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2009.09.04

社民党というのは不思議な組織だな

 村山政権成立前後の旧社会党のときもそうだったが、手元に権力が転がってくるよという局面になると、そのときにヘッドに立ってる人間が不思議な筋を通してくる。

「社民も国家戦略局に」鳩山代表が参加求める
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090903-OYT1T00625.htm

 まだ「国家戦略局」なるものがどのような組織になるのか外側からは構想の中身は分からないけれども、小泉政権下の経済諮問会議のような包括的な組織を首相直轄で作る、というのは何となく伝えられている。

 で、その中に有力な民間人を何人か登用して、政策審議をしっかりした上で国会に持ち込もうというアイデアは決して否定すべきものじゃないけれども、有力とはいえ民間人を登用するのだという話になると、彼らは必ずしも選良ではないのだから、あまり立法過程に関わらせるべきではないよ、という正論も必ず並存することになる。

 今回、社民党が駆け引きの側面はありつつも、連立のあり方についていきなり民主党にすがりつくのではなく独自のポジションをここまで明確に打って出すのはDNAとも思えるほどまともな感覚であり、取るに足らない野党で福島瑞穂女史の主張報道に時間を割くのは無駄だった時期に比べると、びっくりするほど成熟した態度を取っている。変わり身が早いというか、考え抜いて取っている行動ではなさそうなのもポイントだなあ。

 このまま北朝鮮政策でも現実よりにし始めると脱土井色が見えてきて… とは思うけど、そうなると民主党内の左派と主張が変わらず埋没するから護憲で突っ走ったりするのかな。左翼の一筋縄ではいかない政治的なバランス感覚の良さを見て、こっちがかえって驚いたわ。


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Comments

なんか辻○さんは与党内野党を目指すとか言っています。これって何も決まらないってこと?だから民主党は社民党を抱え込んで反対されにくくしたいんだろうけど。うるさ型の女性議員はみんな与党側にいる。。。

うーん、単に政策決定権を議員が持つべきだ、というだけなら、結局は国会審議に必ず付されるのだから、そこで賛否を表明すれば良いだけ、与党連絡会議など不要、のはず。
ただ、現実的に日本人の常識としては、事後的に反対を表明して事を荒立てるより、事前に根回しして関係者一同納得したところで、与党全員賛成と言う形で国会に提出するのが正しい日本的村社会ルール、ということで、与党連絡会議で事前調整すべきだと主張しているのだろう。
つまり、社民党は政党の中である種、最も日本人的な日本人集団であり、しかもそれは日本の中でも最も泥臭い伝統的封建的村社会の慣習風俗を色濃く反映した、日本という水槽の中の底に溜まり積もった泥のような存在、ということを意味している。社民党はそういう意味では、最も保守的な保守の中の保守政党だ。

もし近所に、
「瑞穂-清美」みたいなオバサンが徒党を組んでいたら、
速攻で引っ越す。
隊長みたいに冷静な視点ではものを見れないです。

福島より辻元がなんでまだでかい顔してるのか

そういや
北朝鮮といえば

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200907111335466
北朝鮮による拉致被害者救出運動の中心的な役割を担っている拉致被害者家族会事務局長増元照明氏が、前航空幕僚長田母神俊雄氏と7月5日、埼玉県内で講演会を行った。講演会の主催は「村山談話の破棄を求める埼玉市民の会」で、「維新政党・新風」「主権回復を目指す会」などが協賛団体として名を連ねている。「田母神論文と拉致問題」と題したシンポジウムでは、北朝鮮に対する“軍事制裁”や、そのためのスパイの必要性などが議論された。

・・・・。

この前ピースボートを護衛してもらったのに自衛隊海外派遣反対を唱え続ける……ダブルスタンダードか鳥頭なだけじゃね?

そこまで変わり身が早いんなら、みずぽを防衛相に任命して、かのB-52艦載型の開発を命じてもらってほしい。

そこまで変わり身が早いんなら、みずぽを防衛相に任命して、かのB-52艦載型の開発を命じてもらってほしい。

案外、ちゃんとネットとかでも民意を肌で社民党が感じるようになったから、隊長の共感をよんだんだろうね。人って、本質と寄り添っていれば、自然と成長してしまうものなのだよ。ま、党首がネットの有名人とメル友らしいし、当然、ネットも読んでもいるのだろうね。

ところが、ネットには、本質とまったく寄り添っていないで、自己にしか通用しない信念みたいな妄想というか、例えば、法律に対して異常感覚をもって法における差分から利鞘につなげているサービスとかあるけどさ、こういうのって、一昔なら、カタギの商売とは呼ばないのだよ。商人だって、いくら儲かるからといっても手をださないやり方ってことだよね。

本を読んだって、本はただの情報でしかすぎないから、本質を理解できたりしない、一方的な見方になる。ただ、本の情報にも、それぞれに差分があるから、その差から、その差の内容についてはわかるだろうけど、それは、本を理解したというだけ。本が書かれた動機とか、また売れたという買ったという人間の本心を理解できるわけじゃない。

どんな手段、合法だろうと非合法だろうと経済的に豊かになればなるほど、人間としての本質から離れて不幸を背負い込むことになる。映画、マッソン監督の「愛のはじまり」は、本質を失った男と女の出会いを描いているのだろうな。

ま、若い人は、若いゆえに本質を理解できなくて当たり前なので、大切なのは、本物と接したり、見たり、聞いたりすることだよ。本やネットはガイドでしかない。ガイドのままで本質を妄想していたら、いずれ、自分の作った嘘に潰れるのだろうね。バベルの塔なんか建てる必要がないのに、ま、建ててしまうのも人間なんだけどね。せめて、身近な人の歴史から学ばないと。

隊長も子供が生まれたことだし、嬰児は本物の生命、そこからたっぷり本質を吸収し、3歳以降からはじめる教育についてよく考えるといい。そもそも教育というのは恐ろしいもので、早期政治教育をすれば、たしかに天才的に12歳で、信じられないくらい本質的なことを語りだすかもしれない。ただ、そう見えるだけで、本質を理解しているわけでないから、成人になると、ただの普通の人になってしまいつつ、本人は下手な知恵のために苦しむのだろうけどね。

庇を貸して母屋を取られる内閣~
何をやるにも中から反対ダメダメ内閣~

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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