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2009.09.08

きょうのあれの件

 泥酔してて何か気持ち悪いし奥さんが愚息に初乳あげてたりするので手短に分かる人向けに。

● 旗を立てる前に

 議論が混濁したため、大前提になる部分を忘れていた。

 私らは大前提として民主主義を堅持し、これを不変の価値観として、議会政治を実施することが合意事項ということでよろしいな?

 その上で、革新(リベラル)、中道、保守主義の各党派性の確立、確認をし、国民生活が充足した上積みとして分類し、各々の立ち位置を弁えて論争することが国益に適うと、そういう理解というこおで

● 助走期間につちえ

 我が国が変革の時期にあたって、充分な理論的、実務的、組織的助走期間を持たなかったが故に、安保闘争が挫折し、政治的な長期停滞を招いた、という理解でよろしいか。

 それを打開し、前例から学び、幕末や戦後からいまに繋がる新しい時代の社会制度のあり方について各論吟味し、0.5%ほどのエリート層(という表現が良いかどうかは別として)の再教育、構築を進めることで、国益を昂進せしめる議論が左派右派中道の間で可能になると、そういう話で。

● レーティング、国民各位の価値観や認識について

 議員各位や官僚、経営者やNPOのリーダーなど各員の価値観や政治的姿勢を充分に客観視し、活動の方向性や党派性を明確に確認しうる尺度をより正確に用意し、民主主義の枠内で討議しうる環境を用意しようの話。

(ex 民情一新における福沢諭吉の使命は終わったよ論)

● 劇薬としての民意を民意として束ね、再組織化べき件

 小選挙区で二大政党制の政治環境は大きく左右に振れまっせ、振り切れて修正が利かなくなったときに取り返しのつかない暴力的な革命が民意によって支持される危険はある。

 国民のための活動を念頭においたとき、共通の政治的基盤(民主主義、議会政治の堅守や、政治家の政治的態度の左右を確認するためのモノサシなど)を持ちうる知識人、新しいエリート層の拡大を進めていく必要はあるよ。

(ex 民友社を設立し、「国民の友」を刊行した初期の”活動家”徳富蘇峰の役割)

● 企業は何のためにあるか

 国民がウェルネスを保持し、快適で充実した社会活動を行うためのツールですよねー

(cf 一方で、ヨーロッパ型福祉国家が70年代から80年代に総じて挫折した現状について日本ではきちんと議論されなかったよね問題)

● 国家は何のためにあるか

 同じことよねー 概念よねー

 ただし国家間競争は企業間競争と同様に、概念と概念、象徴と象徴、システムとシステムの優劣(争い)であるから、興味がない、価値を感じない人がいたとしても、勝手に競争に負けて不利益を蒙る可能性はある。

● 失業率をどう改善するかが試金石

 高齢化とか少子化とか、大事という人も多いが実際に社会設計を考える場合にはどうでもいい。正確に言うと、どうでも良くはないが党派性が方針を決め、その方面のスペシャリストに任せて置く問題

 むしろ、失業率、生活できない人をどうするかの問題が先に来る。生活できなければ政治的態度も確立せず、国家や企業、エリート層の役割とは、突き詰めれば生活に困窮する人を如何に少なくするシステムを作り上げるかにあるからだー

● 自由と平等(公平)の背反性

 格差是正を叫ぶ人は、社会的な自由を放棄する選択をしている。
 逆に、自由を叫ぶ人は、結果として発生する格差を受け入れなければならない。

 党派性の出発点とは、自由を重んずるか、平等を重んずるかを、国民一人ひとりが問い直し、明らかにすることから始まる。
 究極には、自由だけど平等、というのは両立しない。両立する可能性があるとするならば、よく考えたらないや。

● 勝海舟とか

 開国という概念があって、エリート層のハブ的役割を果たしたからこそ歴史的使命を全うした。

(ex 井上馨)

● 立場がはっきりしない政治的主張や党派は本来存続し得ない

 自民党の歴史的意義が終焉した。自民党のための再生はもはや存在しない。自民党左派の主張は民主党が既に代弁し、民主党がうまくいけば、中道から左派を巻き込んだ一大党派を形成する可能性が高まる。

 一方で、保守主義者は孤立するから、民主党の中から保守主義者が何らかの形で自民党の保守主義者と連携して政策実現していくような政治体系を取る可能性はあるかもしれないけどないかもしれないしそれは誰にも分からないからお前ら好きにやれ。

● とにかく「政権交代」だという党派性

 それは党派性と言う意味ではゼロだよね。ブーム。ファッション。

● フロリダのジレンマ(最後に)

 フロリダは温暖で、アメリカの引退した金持ちがやってくる場所。彼らは、治安(警察)と病院を求める。フロリダに多く住む若者は、学校を求める。フロリダの税収は圧倒的に小数の金持ちによって支えられているが、政治的発言力は若者や移民が持っている。フロリダの政策において、小数の金持ちと、多数の貧乏人のジレンマは存在する。

(ex フロリダは誰のものか? 納税者のものか、住民のものか)

 我が国の政治的状況もそれに類する。1,200兆円を溜め込んでいるとされる老人層と、彼らの生活を支え、国家の借金を返していく若者層は、本来利害関係が完全に対立するはずの存在である。

 しかし、政権交代という美名と、消費税を上げれば国家財政問題は片付くと短絡化された政策課題、加えて、岡田代表のころに郵政民営化に反対しちゃった政治的ミスとアメリカの政治情勢との対比を取り違えた小さい政府(=米民主党=日本の民主党=脱官僚依存)&大きい政府(=米共和党=日本の自民党=官僚主導)議論によって、日本の政治認識は大きく混乱をきたしている。だから田原総一朗は問題とすべき。

● そういえば民主党は警察や公安についての政策課題を明確にしてないよね

 すねに傷を持つ活動家を見抜けずにバッジつけさせちゃったから、まあしょうがないんじゃないの。

● 眠くなった

 こっちでやる。

 いま溜まってる仕事が一通り終わったら、勉強会とかやろうと思う。

民主主義について
http://blog.livedoor.jp/kirik/archives/51429051.html

 本気でネットから政治家を出そう。政治家がネットを利用している、というだけでは、この収拾のつかない激動は治まらん。かもしれない。私は金髪の奴を推す。


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Comments

前から隊長が政界に出てくれる事を期待しているんだけどな。
初のネット(というか2ちゃん)発の政治家は三橋貴明氏になりそうですが。

をい、誘導先で眠んなバカ隊長っ!ww

長らく忘れていたワクテカ感を今静かに覚えている。

 面白そうっすね。形態によっては是非参加させて頂きたいっす。ただの賑やかしっつうか、部屋後ろのカボチャ担当が関の山ですけども。

 ただ、隊長のネット「から」っつー文言がちょい気になるんですけど。隊長がネットに何を見ているのかいまいち判然としません。ネットっていう自生的な秩序が吐き出す意思決定すか? 個人的には単なるツール扱いしたほうがいいような気がしてるんですが。政治的なバックグラウンドとして成立するだけのポテンシャルがネットにあるのかなあ?

>>三橋貴明
まぁ、彼は前から露骨に権力志向だったしね。
自民党の「実力者」と接触できたと嬉しげにブログで報告してたのを見てるので不思議でもなんでもない。
全国比例区からしか出る自信がないというのを、奥ゆかしいと取るか腰が引けてると取るかだけども。

ああ、とりあえず「幸福の科学」とは選挙前に縁を切ったほうがいいと思うけど、まぁ、どうでもいいか。

しかし、橋下知事が即効で民主に擦り寄る姿は見事という他ないな……。
同じ権力志向でもあのくらい節操なければ逆にすがすがしいのだが。

 おおむね賛同しますが「政治的な長期停滞を招いた」のは、戦後の被占領状態が長く続いたからで、本来は対宗主国、対グローバリゼーションで連帯した左派であるはずの民族主義者が、右派でアメリカべったりのくせに、独立を守ったことが最大の功績である明治維新政府と復活神道支持であったりする矛盾が、助走期間の不足であったとは考えにくいように思います。

 あと、かなり少数派ですが、「改憲正規軍隊支持、自由主義、格差容認だが、底辺救済のためにはベーシックインカム賛成、消費税40%やむなし」というのは(最近は堀江君がこっち系ですが)、足して二で割ると中道に分類されるのでしょうか。先日の政策一致度テストでも、48~58%にすべての政党が収まってしまい、分類さえ明らかでなく、いいとこ少数派でずっと前からずいぶん寂しいです。

隊長さんは官僚とかエリートとか好きっぽい感じに見えますけど、一部のエリートによる国家の指導っていう時代じゃないような気がしますよ。
ってか明治以降、中国の科挙制度のエピゴーネンって感じだし。日本って。
まあそれでも国の発展段階が低いとき、目標地点が明確な時、すなわちキャッチアップにはエリート主義って適してるとは思うけれども、この成熟社会に無理矢理エリートって言ってもそれほどエリートが一般人を突き抜ける程の知的アドバンスを持つとも思えないっすね。
その能力を自己保全に使うだけでしょ。
そうでなくても一回、エリートの皆様によって太平洋戦争敗戦でヘマして何百万人も死んだんだから。
無理矢理やっても同じことを繰り返すだけなんじゃん?

> 私は金髪の奴を推す。
まさか、津田氏をですか?

> 私は金髪の奴を推す。
まさか、津田氏をですか?

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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