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2009.09.09

鳩山「温室ガス25%減」 ← これ、本当にどうしようか

 民主党や鳩山さんを支持するとかしないとか関係なく、圧倒的支持を得て次期首相になる人物が言うことであるから、問題はありつつもどうやってこれを実現していくのか、きちんと考えなければならないなと思うわけです。

鳩山「温室ガス25%減」国民負担は190兆円規模
http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51267886.html

 当然、「できれば凄い」んですけど、そこにいたるまでに国内経済のシステム自体に大きく手を入れて、二酸化炭素を抜本的に出さないための枠組み作りをしていかなければならないと、そういうことであります。

 二酸化炭素を出さない体制に加えて、新たに酸素を生み出す仕組みとして、昔(私がまだ大学生だったから、15年前ぐらいだろうか)海底山脈が有望、というのを覚えていまして、そういえばいまどうなっているんだろうと思って調べたんですけどあんまり盛り上がっていないみたいですね。

http://www.jpower.co.jp/news_release/pdf/178-3.pdf

 日本は領海が広く、植物性プランクトンを増やせる仕組みを作ることができれば、森林の質を上げるのと同等の酸素発生が実現できるのではないかと素人考えではありながらも思うわけですけれども。環境アセスもあるものの、必要とされる予算も何兆という金額からは桁が3つ以上小さい金額で実証試験ができるわけですし。

 で、他にも酸素を生み出す技術と言う点では、日本にはいろいろ眠っているんじゃないかと思うんですよね。電力を使わないようにしよう、エネルギーを大切にしよう、という経済にマイナスな方面ばかりではなくて、有望だけど使われていない技術の実証に乗り出すことで、もう少し前向きな議論ができるのではないかと。

 一方、銀座とか歩いてますと、出入り口の自動ドア全開のままでクーラーがんがんに効かせている店舗とか横行していて何だかなと思います。これじゃ自宅で冷房温度ちょこまか調整して節電とかやってる意欲が失せるじゃないですか。こういう細やかなところまで、挙国体制で省エネ活動が広がればいいなと思ったりもします。

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Comments

そもそもどうして25%でなければならないのかが合点がいかないし、そのために課税負担増や、利権に巣くう埒外どもを肥やすようなことがないようして欲しい。

やっとのことで政権交代したのに、民主はこういった野党時代い有効だったかけ声をアホみたいに続ける意味をよく考えて、メール問題みたいなアホな失敗を繰り返さないことだけを切望する。

1990年の25%なんですよね?
2007年度比で31%にもなるのですが。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/index.html

1990年の25%なんですよね?
2007年度比で31%にもなるのですが。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/index.html

国別のCO2排出量では、日本は全体のわずか5%弱に過ぎないですから、どんだけがんばっても、アメリカと中国がなんとかしなけりゃ、どうにもなりませんよねぇ。

25%削減分くらいは中国があっというまに排出するでしょうし。

細やかなところまで挙国一致!?
もろファシズムですな。

この問題の解決には(本当に必要なら)、こういう
精神的アプローチではなく、高率の炭素税の方が
よっぽど筋がいいと思う。

今日入った喫茶店で、長居させじとばかりに、冷房ガンガンかけやがんの。寒くて病気になるぜ。その割には、長居を助長するような無線LANサービスとかやってて、ホントこういうのなんとかしましょうよ。職場でも夏中長袖、室温28度とか言ってるけど嘘だと思う。こういうのやめたら10%くらいは行くんじゃないか?

夜間停電とかテレビは一日3時間しか放送しないとか、あとガソリン配給制にするとか本気でやろうとすればいくらでも手はありますよ。あーこれ全部マイナス方向か・・・。

えーと、日本のCO2排出量は1990年だと11400万トンだから、目標はその25%減の85800万トンなのか。
で、2008年の排出量は137000万トンだから、削減量は51200万トン・・・凄い量だな。

そういや、新聞紙を作るのに排出するCO2量は年間360万トンで、折込広告も大体同量として360万トン、計720万トンになるのね。削減量の1.5%にもなるよ。
それと、印刷、全国2万店強の販売店までの運送、販売店から40万人の新聞配達員による各家庭への配達時の排出量も結構な量だよね。数字は判らんかったけど。
完全ペーパレス化して、携帯なり省電力PCで読ませれば、新聞社もCO2削減に相応の貢献ができるんじゃね。

化石燃料をなるたけ使わずに発電した電力を有効に使っていきましょう。って事になるんだと思うけど、いまさら原発バンバン建てる方向に舵が切れるとも思えんし、太陽光や風力や波力や潮力も安定させるのも難しいしなぁ。火山国の立地を生かしてインドネシアみたく地熱でいくのが現実的かなとおも思えるけど、いまいち立地と掘り当てるのが難しいらしいね。発電に適当な温泉井戸を意図的に作り出すマグマ発電の実現には50年かかるといわれてるけど、このへんに研究予算注ぎ込んで早めるとかできんもんでしょうかね。

目的がわからないんでやめて欲しいです。国民生活に何の得があるんでしょうか?これで経済が活性化されて若者の所得が増えて失業者が減っておまけに犯罪率も低下してハッピーになります、というなら全力で支持しますけど。
上記の何一つも実現できないでしょう。

 ……うーん。

 なんかこの頃、隊長、無理してない? なんか自分の作ったポジションに縛られちゃってる気がするんすけど。設計願望っつうか。言葉尻捉えるみたいでアレだけど、経済学の徒としてはあんま褒められたやり方じゃないよね。最後の段落とか、雑感にしたって酷くね? 細やかなところなんて、インセンティブ弄った結果として出てくるものに過ぎないわけでさ……。

民主党は意外と欧州寄りなんだなって思いました。
目標が達成できなければどこかの国から排出権を買うということなんでしょう。

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090701000429.html

ちゃんと記事を読むとプリコンディションが付いているような。。。「日本のみが削減目標を掲げても気候変動を止めることはできない。すべての主要国が参加した目標合意が国際社会への約束の前提だ」。。。

2酸化炭素が増えれば温暖化するという理屈は分かるが、実際地球の温暖化にどれほど影響するのかちょっと疑問。
現実にこの10年では逆に地球は寒冷化してて、その原因が太陽の活動の低下にあるという説もある。

実際の話、日本が25%削減すると地球環境にどれほどいい影響があるのか、また日本の経済社会にどのような良い効果があるのか、具体的に示してくれないと、少子高齢化と世界的な大不況でそれでなくても大変な時に、無駄なことに膨大なエネルギーを使って、国が傾いちゃいそうで怖い。

2酸化炭素が増えれば温暖化するという理屈は分かるが、実際地球の温暖化にどれほど影響するのかちょっと疑問。
現実にこの10年では逆に地球は寒冷化してて、その原因が太陽の活動の低下にあるという説もある。

実際の話、日本が25%削減すると地球環境にどれほどいい影響があるのか、また日本の経済社会にどのような良い効果があるのか、具体的に示してくれないと、少子高齢化と世界的な大不況でそれでなくても大変な時に、無駄なことに膨大なエネルギーを使って、国が傾いちゃいそうで怖い。

1ドル80円台も視界に入ってきました。

いや、だからCO2の増大は激しい気候変動と関係があるんだって。
南極の氷を調べて分かってるんだからこれはガチ。
温暖化が問題なんじゃなく、気候変動で食料供給に大きな影響がでることが最大の問題。子孫のこと考えるとやっぱり放置するわけには行かない問題だと思う、けど実現不可能な目標掲げても何にもならないんだよなぁ・・

石油、石炭火力発電を原子力発電に置き換えればCO2の25%削減は実現可能でしょう。民主は原発推進者が多いです。

>日本の経済社会にどのような良い効果があるか、具体的に示してくれないと
CO2削減はオイルピーク対策になる。2020~30年とピーク予測に幅があるが、今から何らかの対策をとらないと間に合わない。現状では、石油代替エネルギーは原子力発電しかないです。原発を450基増設すれば、1次エネルギーを供給できます。脱石油、景気対策、原発輸出産業育成にもなる。
液体燃料は?これが難しいから民主党はモーダルシフトを党是にしているんだろう。


でも高速は無料にするんだよね
ガソリンの暫定税率も撤廃して

高速安くしてガソリン税超上げるなら
整合性は取れるけどそれさえなく

TBSラジオでの小西克哉さんの話では、朝日のフォーラムで話した前提を抜いて議論が先行していると言っていますね。
http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/konishi20090908.mp3
つまるところ、良くも悪くもメディアの不安煽りが大成功したということでしょうか。

二酸化炭素固定化に期待してるんじゃないのかな。
プラントで二酸化炭素吐き出す傍らで、エタノール作ろうみたいな技術開発の話はいろいろ聞く。

日本製のエコ製品とか原発をバンバン輸出するっていう戦略があるならちょっとは見直すとこなんだがなぁ。温暖化の真偽は別として。
真偽の怪しいものを根拠に自国の競争力を削る人達って一体なんなんだろうと・・・

隊長、酸素ふやしてなにがしたいのだろうか。
素でわからん。なんかの冗談か?

酸素は猛毒なんだけどね

酸素は猛毒なんだけどね

>隊長、酸素ふやしてなにがしたいのだろうか。
酸素を作るにはCO2が必要なのは中学の理科でやったろ?

厳しい目標をクリアするために日本が環境先進国になれば、それが日本の強みになる。今後中国ほかの後進国が発展すれば、発展に伴って各種廃棄物も増えるはずだから今のうちにそれに対応できる技術を持っていたほうが日本は競争力を維持できる。中国の環境汚染が進めば、偏西風にのってかならず日本にも影響がある。

民主党は政策INDEXの中2009の中で
「地球温暖化対策基本法を制定し、2020年までに1990年比25%、長期的には2050年までのできるだけ早い時期に60%超の温室効果ガス排出量削減を実現します。」とし、
「①中・長期目標の設定②国内排出量取引市場の創設③再生可能エネルギー導入の強力な推進④地球温暖化対策税の導入⑤省エネルギーの徹底⑥森林吸収源対策の推進⑦環境技術開発⑧環境外交の促進⑨脱フロンのさらなる推進⑩CO2の「見える化」の推進⑪都市過熱化防士」など具体策としています。
また個別にトピックを設けて、海外で効果が高かったとされる固定価格買い取り制度の導入など、具体策の中身にもふれています。
民主党が4年間ある政権の中で、マニフェストにある政策のみしか
やらない可能性は低いので、有権者の側もマニフェストの元になる政策INDEXや
過去に出した法案なども頭の片隅に入れて政権の行方を見ておく必要があるのでないでしょうか。

このキチガイを首相に推した人たちが
呼吸するのをやめるのが一番いいんじゃないかな。

温暖化によって、作物の収穫量は増えるんでしょ?

急激な温度変化が唯一の問題。
それにしても、メリットもある(暖房費削減、凍死者の減少など)んだから、両方比較しなければ無意味でしょ。

エネルギーなんてほっといてもそのうち変わる。
石炭から石油に変わったのは経済合理的判断。


どうもお花畑な議論が盛んで困る。

問題は「2020年まで」と言う期限です。
今,オリンピックを東京に誘致しようとしていますが,この開催が2016年。その次のオリンピック開催年までに,現在から3分の2まで排出量を減らす必要があると言うことです。
再生可能エネルギーにしろ,植物プランクトンを利用したバイオエネルギーにしろ,お金ではどうにもならない,技術開発や環境影響評価が必要になります。2050年までに60%以上削減に対してであれば,隊長が提案している「埋もれている技術の発掘と開発」は現実味を帯びますが,20年までは,余りにも時間が短い。隊長が学生をしていたと言う15年前から現在までよりも,現在から20年までの方が短期間だったりするわけです。
今から12年前と言うと,1997年。酒鬼薔薇事件があった年です。

隊長も書いてたし、いくつかのコメントでも書かれていたけど、炭酸ガスの酸素への工業的な変換や固定化技術、さらには原子力、太陽熱、もっと未来の水素核融合まで視野に入れて、逆にかなりの技術的な挑戦課題であり、実用化に先行すれば、その部分でかなりな先行者利益を得ることができる。
現状、太陽熱は日本がリードしてるが差を詰められつつあり、再び突き放そうと動き始めてる。
コジェネは全体的に日本は強い。
また、あまり知られてないが石炭火力の炭酸ガス削減でも一歩リードしており、さらに石炭の改質によるより一層の削減が研究されている。
炭酸ガス固定化や酸素プラント、さらにそれを統合した「ジオエンジニアリング」の分野はアメリカ先行。
さらに自動車の省エネ技術と組み合わせれば、自国優位な規制の導入も世界に文句を言わせずに可能。
また炭酸ガスに関して独善的とも言える主張を言える中国も、石炭火力の炭酸ガス削減やCO2固定化に関する中国発の論文は増えている。連中もしっかり準備は進めているという感じだ。
いずれにせよ、かなりの規模の産業が中長期的には誕生するのではないかな。短期的にはお
どうかだけど、すでに国内の自動車販売はプリウスとインサイトの2強体制で、その分野では素材需要や労働力不足が出てきている。

どっちみちせよ、炭酸ガス濃度は今の調子では、2030年ごろには過去20万年経験したことのない濃度に達するし、その場合の地球気候の不安定化は相当なことになるので、炭酸ガス削減の技術開発と投資は必要なのではないかな。むしろそれをいかに産業振興と雇用確保、さらに自国プレゼンスの強化に向けるかでしょう。

これで。

鉄が地球温暖化を防ぐ-畠山重篤

二酸化炭素でも酸素でもなんでもいいが、人間が空気をコントロールできるようになれば、海洋も宇宙も、一気に開拓の可能性が広がるな

二酸化炭素でも酸素でもなんでもいいが、人間が空気をコントロールできるようになれば、海洋も宇宙も、一気に開拓の可能性が広がるな

ああ、炭酸ガスの回収技術としての酸素プラントか
意味ないから研究者すくないわけで。
・そんな余分なエネルギー使うくらいなら、ドライアイス固定化の方が効率いい
・微生物とか生態系への攪乱強度がよめんものは、手をださない。

その金、原子力発電所他にまわした方がいい。
ただ、日本の発電を全部原子力にしても、まだ25%は無理だけど。

二酸化炭素削減エコは胡散臭さがするので無視する国民が増えるといいなと思うです。
このままの空気が広がると嫌煙派の喫煙派狩りのような空気に発展しそうで怖いわ。マジで。

とりあえず屋外の自販機は全撤去しましょうや。
それからパチンコとコンビニを減らしましょう。
ビルの屋上は全部緑化。
ついでに消費者金融は駅前に建てちゃ駄目。
醜い看板も排除しましょう。
電柱は全部地価に埋めましょう。
あれ、趣旨が違ってきてるって?

二酸化炭素もいいけど、宇宙開発したほうがよくないか??
いずれはやらないとダメでしょう。きっと。

高速道路のガソリンスタンドに電気と水素を補給する施設を併設する
輸送車、タクシー、バスは参入規制として電気自動車か燃料電池車を義務付ける
高速道路無料化するなら、走る車をCO2出さない車に変えるしかない
25%削減の実現にはリーダーシップが求められます

既に目標達成できる技術なり作戦が分かっていて、あとはそれを普及させるだけの状態だったとしても厳しい期間設定に見えるんだけど。インターネットなりPCなりの歴史を思い返してみても。

今回はもちろん飴が先行してキャッチアップするパターンじゃないし、商業的なインセンティブも限定的。具体的にどんな手を打つつもりなんだろう…。

★簡単なのは、30兆円程ソーラーパネルに補助金出す。

1:総世帯数7割の屋根にソーラーパネルを置いちゃう。
2:火力発電所は7割減。
3:夜間は、原発だけで回す。

新築にはタダでソーラーパネルプレゼント。
既存住宅には、補助金7割。
多分、量産化でソーラーパネルは半値になるし、未来型エネルギー政策として世界中から羨まれる。

理念専行型の人間が言う事なんだから、まともに取り合ってはいけないと思うんだが。(先行でなく専行なところが憂鬱なのさ)

ソーラーパネルの普及を本気でやろうとしたら、東京電力が潰すんじゃないの。

ソーラーとか風力の電力を工場に流そうってやつの気がしれないでござるの巻

あのさ二酸化炭素を減らすのではなく、その分植樹するというのはだめなのかな。森林が減ってるから二酸化炭素が増えていくのだから。。。

ヒント:木も呼吸してます

酸素が増えるだけじゃありませんよ。二酸化炭素も出てんですよ。

どうやってこれを実現するかも何も、原理的に無理。どんな環境技術も、二酸化炭素の発生をゼロにすることはできない。減らした分より少なくとも、どこかで必ず、別の二酸化炭素が発生する。だから、削減には限界があり、この目標はそれをはるかに超えている。排出権取引で高い金を中国に支払うことになるのが落ちだ。

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    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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