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2009.08.13

金子勝教授、HFTを語る

 金子先生がHFTを解説する時代が来てしまうとは…。

 五年ぐらい前までマイクロ何とかトレード(何とかの部分は会社ごとに違うけど)とかってイノベーションの切り札的な運用をされておりましたが、今回GSが好決算だったのもあって、随分問題視され始めているみたいですね。

 デジタル化の進展が市場にも及んで、その利便性が社会に普及して皆が幸せになる、という話のはずが、情報と回線とコンピュータ、それらが支える大量のトランザクションが細やかな小銭を生み、その取引の安全性と反復性が膨大で安全な利益を生む、でもその果実は巨大なシステムを開発し市場のコンピュータに近いところで稼動させる資力を持つ大手金融機関が独占するという、ね。

 来るところまで来た、と嘆く当局者もあるようですけど、これ、完全に合法。市場に出た気配を見てから他者より先駆けて細やかな売買ができるだけの代物だから文句のつけようもない。ああ、まあ対応しようと思ったら市場での売買のトランザクションそのものを有償化して大量のビッドとオファーを出すアホは死ねという施策を取るぐらいでしょうか。もしくは、板そのものが見られなくなったりとかですかね。見せ板やって仕手筋として頑張る馬鹿も死にますけど、まあ皆死んじゃっていいよ、とはなかなかならんですね。

 手数料も考えれば市場での取引は単純なマイナスサムゲームですから、GSに限らずこの手の安全システムの集中運用が効果的にできるようになると、これらの会社は東京市場が開いていある間じゅう、日本の賭場に出入りしているすべてのプレイヤーから一定の金額を抜き取ることができるようになるわけです。

 まあ、今回の件で日本市場が外資系に死ぬほど食い荒らされていることが分かったわけですから、日本の金融機関が公正にこれと競争できる状態に戻す施策を取るしかないですね。というか、選挙終わったらとっとと対処して欲しいです。


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Comments

日本でHFTなんてやったら東証がパンクしますよ。

株とか投資信託とかは情報に近いものしか儲からない。賭博は胴元が確実に儲かる。定期預金にほとんど金利がつかない現代は一般ピープルはどうやって資産を増やせばいいのだろう。

これですね
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009072500070
GS(GSだけじゃないと思うけど)の自己勘定取引は速攻で売ることもザラだろうしそうなると流動性もクソもなくて百害あって一利なしです。
早く他のクソ外資もろとも氏んで欲しいです。
しかもBloombergはこの自己勘定のソースコードが流出して他の奴も使ってるらしいとか言ってるし、
もうなにがなんだが。

ぐっちーさんがマジギレしてたやつですな。
高周波取引って言葉は間違いだそうです。

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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