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2009.07.09

百度&クリークアンドリバーの提携でインサイダー騒ぎ

 「こりゃインサイダーでは?」と話題沸騰中の本件ですが、まあ確かにチャートだけ見ますとかつてのインボイスを髣髴とさせる見事なカーブを描いておりますね。浮動株が少なすぎて、とても値動きがカクカクしているところに好感が持てます。

【4763】(株)クリーク・アンド・リバー社
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4763.J&ct=z&t=3m&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
クリーク・アンド・リバー社(4763)はSTOP高をマーク 「百度と連携して中小企業向けEC支援開始」報道が注目材料に
http://www.kabutocho.net/news/livenews/news_detail.php?id=166604

 百度自体はまともな会社なんですが、あの株価上昇を見るになんか情報でも漏れたんでしょうかね。不自然な動きがあったとしても、増資じゃないから百度としても止める理由もなかったんだろうとは感じますけれども、常識的に考えて、通常の取引ならいろいろ考えちゃうレベルですね。当事者でなければ、100%そうとも言えないし。

 そういえば、最近も別の上場企業の増資案件で、何かしようとすると値段が動くので気になる銘柄も幾つかあるんですけど、決定的な話はひとつも出ないんですよね。やはり、その辺で生息している人たちはうまくやっているんでしょうか。お陰で、せっかくディスカウント率の交渉をしているのにそれ以上の値上がりを喰らうので案件そのものが倒れたりペンディングになったりということが続きます。こっちも、交渉をキャンセルしてしまえば値上がりの根拠がなくなってしまうので、インサイダーをする側も財布が痛むはずなんですけどね。売り逃げられるだけのマーケットボリュームも乏しいわけだし。

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Comments

投資は情報に近い人しか儲からない。一般ピーポーはカスをつかまされるだけ

ロシア人が、株の練習しているんじゃないの? 日本をおもちゃにしても、日本人は怒らないし。日本の金は、日本人の感覚だと、今、勝負をする人は少ないじゃないかな。どっちかというと、売り側に回るような気がする。大国が増えて、大鐘持ちが増えると、日本の市場って、案外、小さくて、影響受けやすい、まさに、小舟の集まりみたいなもんだし。その上、武力の国防には神経をピリピリさせるわりには、経済防衛は、鈍感すぎるよ。アメリカが弱くなればなるほど、日本の経済は孤島状態なんじゃないかな。いっそのこと、日本人は、日本の相場への参加を自粛してしまうとか、その分、海外に投資してなんとか隙間をせめて勝ちを積み重ねるしかないんじゃないかな。ま、国際金融は、大変だよ。円だって、今、事実上、どこが買っているかわからんし。中国とインドがせっせと買い出して、それもアメリカを経由させてとか。アメリカが投資を複雑にしたものだから、さっぱり、どこがどうかなんて、わからんのではないか? アホみたい。

これからは、アメリカだけを考えていればいいという次代じゃないのに、いまだに、アメリカをモデルにしてしか考えられないバカが大杉。日本は、ちっぽけだし。アメリカ自体、弱体化しているのにな。子供すぎる。子供は、人を育てることができない。子供中心の社会は、妄想で終るってこった。むかつく。だいたい、アメリカだって、日本を見捨てるかもしれんのに。だいたい、日本のオリジナルをつくるっていう発想がまるでない。日本の優れているところをまるで知らない。アホじゃ。

>2番目の人

21世紀は図体の大きさは必ずしも優位性を生まないと思う。GMなんかは図体がでかすぎて駄目になった典型。図体の大きさで勝負が決まるという発想は国際政治の世界ではもはや遺物、20世紀前半までの議論。
その証拠に、北欧なんて人口1000万人に満たない小兵だけれど、「人類普遍の理念に照らして、正しいことをやる」という戦略に基づいて、環境だとか自然エネルギーだとか、そういう分野でリードをとることで、図体は小さいのに物凄く存在感がある。日本では優等生はあまり好かれないが、国際社会では優等生は強い。北欧という国は、優等生ランキングを出すと大体常に最上位に出てくる。だから国際交渉の場では凄く強い。対して、例えば、人口は1億近くても東南アジアの国は全然存在感が無い。

このまま大国が増えてくるという前提も国際政治の歴史に照らすとかなり怪しい。国外に目を転じると、中国でさえ、このまま一人当たりで見て順調に先進国に近づいていけるのかどうか議論は真っ二つ。近代以降、地球の中での、一人当たりで見た経済優等生は実はほとんど全く入れ替わってなかったりする。というのも、①それなりに勉強する国民、②それなりにルールを守れる国民、③それなりに勤勉な国民(資本主義で勝者になるための三要件)が資本主義世界で勝利するには必要なんだけど、こういう国民を広くgeneral publicの中に用意できる国というのは実は凄く少なかったりする。

日本がやらなくてはいけないのは、定員オーバーであることが否応なく明白になる21世紀の地球において、その問題をそれなりに解決するには日本の技術力が必要だというところにまで食い込める、他の国から必要とされる国になってしまうこと。エネルギー問題とか水資源ビジネスとか、地球規模でのsolutin providerになるというのが、日本が狙える一番の役どころだと思う。

そういう意味では、試験選抜エリートがどうのこうのとか、しょうもないルサンチマンを燃やしてる場合じゃないと思うよ。身を蓋もないことを言えば、科学の世界で、世界をリードする人なんて日本の普通の初等・中等教育の中では、得意分野に関しては、わからないものを見つける方がむしろ大変とか理解できないものがないとか、そういうレベルの人達がほとんどな訳だからさ。

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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