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2009.07.09

googleがパソコン用OSを無償提供

 ああ… 美しいわ… これが競争というものなのね。

パソコンOS、グーグルが参入 低価格ノート用、無償提供
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090709AT1C0800H08072009.html
クラウド時代の新たなOSバトル幕開け
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0907/09/news016.html

 Worldwide Partner ConferenceのWindows Azure発表のこともあるので、発表時期はここが最適と考えたのかもしれないが、オープンソースのChrome OSは有償版もWindows7より随分安値でOEM提供するんだという話が聞こえてくる。windowsのソフトウェア資産に乗っかるための仕組みもいろいろ講じてくるんだろうが、設計思想としてwebで完結する仕組みを提供するんだそうなので、主戦場はクラウドっつーことで。

 これって、概念的に昔オラクル(だっけ?)が提唱してたシンクライアントとどー違うのとか言ってはいけない。馬鹿にされるよ!

 問題は、そこの上で動くさまざまなアプリケーションやそれに伴うパッケージといったビジネスが、webと不可分になり、いままでIT(土方)業界が培ってきたゲームルールがまた変わってしまって対応できない土方はしんどいんだろうね、ということだろうか。

 世界のクラウド化の動きに日本が立ち遅れる! とか言ってるけど、過去を見比べてみて日本が世界のIT技術でおおいにリードして儲けまくっていたという話はあまり聞かないからなあ。今回も、模倣と追随と改善のゴールデンメソッドで一位でなくても先頭集団に何となくいるマラソン選手みたいな状況になるんじゃなかろうか。


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Comments

先頭集団からは落ちこぼれないんだよねw

>今回も、模倣と追随と改善のゴールデンメソッドで一位でなくても先頭集団に何となくいるマラソン選手みたいな状況になるんじゃなかろうか。

いつも今度こそIT戦役に参加したいと思うのだが、いつまでたっても内政不足で涙目の俺・・・

今回のシンクライアントは、太い回線がタダみたいな値段で使い放題が前提のような。
ネットが従量課金になったらまたルールが変わるんでしょうなぁ。

日本人しか読めないOSとか作らないのかな。なんか、日本語は、日本国内で亡びるのかもしれないけど、海外では、日本語が広まりそうな感じがあるよ。くだらないことを書いている人は別にいいけど、民族の心情を強く傷つけたりしたらさぁ、日本男の国際的評価が最悪になるんじゃないかな。知ったかぶりの下品さって、日本人同士では鈍感だけど、国際的にはガキでたちがわるいってことでしょ。映画、ダイハード4.0を見ても、よくわかるけどね。つまり、危険を背負わない男は、最低の部類ってことだし。知らんけど。

こういうIT業界の潮目的な話が出るにつけ、誰か Alan Kay のところにでも行って話を聞いてやれよ、とか思うわけですが。OLPCにせよVRSIのその他の研究にせよ、かなり面白いことやってるのに。1年2年でプロダクトに落ちる代物ではないし、落ちたところでそれ自身は大した商売にならないだろうけど。Alan Kay と言わずとも、ああいう手合いと渡り合える、バカと天才が紙一重なのをごろっと一群用意しないとだめよね。Googleもそういう意味では超一流の2軍みたいなもの。してみると、割と日本的なのかしらん?

>日本人しか読めないOS
つhuman68k

間違えた。
×VRSI
○VPRI (Viewpoint Research Institute)

>>日本人しか読めないOS
>つhuman68k
つTOPPERS

>日本が世界のIT技術でおおいに
>リードして儲けまくっていたという話は
>あまり聞かない
それは禁句ですw。

>日本が世界のIT技術でおおいに
>リードして儲けまくっていたという話は
>あまり聞かない
それは禁句ですw。

osまでgoogleに任せたら、個人の情報取り放題だよね。まさにgoogleによる世界帝国への第一歩だ。

クラウドサービスのDIYサービスのパッケージをですね。
流れはAdobeに不利ッスね。
そしてNetscapeに敬礼。

つBTRON

次のアップデートでワードやエクセルのファイルは、Chrome OSでは開けないようにする。
googleが文句を言ってきたら、Chrome OSだと言って、突っぱねる。
googleが裁判を起こしたら、金にもの言わせて最強の弁護団を結成して裁判に臨み、泥仕合に引きずり込む。

これで対策は完璧。

シンクライアントはSunではなかったかと。
Oracleも同じ構想のものは提唱してた気がしますが。

先発企業は、出す時代が早すぎて世間に受け入れられなかったが、ずっと遅れて似たようなものを出した後発企業が時代が熟した時期に出して世間に受け入れられるっていうのはよくあること。

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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