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2009.06.09

勝間和代女史のパロサイトが病的すぎる件

 勝間女史の本は、3冊ほど買ってて面白かったのだが、ブログは個人雑記ばかりで面白くないけど更新頻度も高く「ああ。ご活躍なのだなあ」と存在確認するためには大変有用である。本家リンク。

勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/

 で、問題の物件はこちら。題名はほとんど変わらない。本家と間違えないよう注意!

勝間和代大好きブログ: 病的なことがらを記録しよう!!
http://d.hatena.ne.jp/nicebody/

○ 過去の内容を見るに、普通の劣情ブログだったようである。秀逸と思われるものを幾つか掲載し紹介せずにはおれない。

こんにちは、藤原紀香です。
http://d.hatena.ne.jp/nicebody/20061202/p1

<寸評>

 流れるようなシチュエーション、興奮が画面の向こうから伝わる躍動感溢れる文体に、計算され尽した構成と、ハイブロウな幻想が連なる序盤から、雰囲気に飲み込まれ「私」自らも参戦し、比較され、価値のないものと看做され、最後は敗者と所帯を持つという現実に落ちるこの小気味よさ。タイトルで藤原紀香と名指ししておきながら、文章中は一言もそれが藤原紀香であるとは記述しないという天才的な訴訟回避技術も堪能されたい。

福原愛はセックスをしているのか
http://d.hatena.ne.jp/nicebody/20081123/p1

[引用]■福原愛はセックスをしているのか

 これが今、日本人の関心事第一位だと思われます。私は錦織とコリコリしていると思います。同じ女性として羨ましいです。なぜなら、彼女のセックスには常に愛があるから……。


 こういうことをブログに書いても許される時代がかつてあったのです。

<寸評> 情緒的でダイナミックな文体、「同じ女性として」とか本人をして病的たる所以を示す遠大な構図を感じさせる作品であり、短いながらも最後の一文で「実は他人がそう言ってました」に近い「昔はこうでしたね」と第三者講釈に落とすあたり、神秘的な芸術性を確保している秀作。

上手にシャワーで髪を洗える人はオンとオフの切り換えも上手だ
http://d.hatena.ne.jp/nicebody/20071120/p1

<寸評> 大人になる過程で、シャンプーハットから卒業した人々が必ず経験し実感するとされる霊の問題。これを独自の視点で切り込み、単なる一般論へと昇華させるという、論述としては至高の域まで達した逸品。与太話が華麗な理屈でどうでもいい話に発展していくさまは必見。

真相
http://d.hatena.ne.jp/nicebody/20090114/p1

[引用]真相

人生とは旅であり、旅とは人生である、とかつて書いた男が、とうとう長きにわたる世界放浪の旅を終えて空港のゲートをくぐって出てきたところで刺殺する、なぜなら旅が人生なら、旅の終わりは人生の終わりなのだから、と夢想しながら前園が独り寂しくラ王を喰らうのを、ぼくは涙を流して眺めている。ぼくの右手には石田純一が握られている。この靴下を履かない男を握り潰せば、不倫は文化じゃなくなるだろうか。三ヶ月前、妻が出ていった。全てを捨てて相手の男のもとへ走ったのだ。どうせ捨てられるに決まってるのに。相手の男の名前はヒデ。中田ヒデ。屈辱と怒りに駆られてぼくは、中田の野郎を襲撃した。勢い余ってカウスだったが。

<寸評> 中田ヒデに寝取られた復讐というか腹いせに襲撃してみたら中田カウスだった、という圧巻のストーリーを繊細な技法と舞台展開で論じ切った、一段落私小説の黄金郷とも言える完成度の高い作品。前園や石田純一といった小道具が光る。

○ このように、ブログを見る限り文章の量産はできないもののそのクオリティの高さは圧倒的で、知る人ぞ知る最強に類するはてなーとして、常に読む者を魅了し続けてきた著者であるが、何の心境の変化があったのか、急に勝間和代女史関連の記事を書き始めるや、量産体制に入り始めた。それでいて、筆致はまったく衰えず、質は相変わらず高い。

 それまで「オバマのチンコ」について語っていた御仁であるが、勝間和代女史の何に共鳴し、輻輳を起こした結果、かような事案となっておるのか分からない。サイドバーにあるアンテナ上位には「照英オフィシャルサイト」「森下悠里」といった単語が燦然と輝く。きっと、「二線級を愛でる」という平均台より細い獣道を縦横に歩き回る能力を、知らず知らずのうちに著者は体得していたのである。

 「病的」の題材として、勝間和代女史をチョイスしたセンスもさることながら、官能的な表現の中にも勝間女史に対する高いリスペクトと、日常生活で彼女の言説を自在に操る登場人物に対する描写という、天と地が綺麗に整合した絢爛なるショートストーリーが素晴らしい。

 通常は、勝間女史で劣情を表現するというのは感覚的に遠く、よほどの好き者でなければ表現しようと思わないだろうし、表現をするために費やす時間のあいだ、その精神がもたないだろう。それでも筆者は年間数本程度だった更新頻度が勝間女史と出会うことによって飛躍的に向上させ、ネットの一角を占める貴重な文藝財産としていまなお新作の構想を練っているに違いない。

 なかなか充実した午後のひとときでした。

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Comments

仕事しろ!

Posted by: なつまつり | 2009.06.09 at 15:25

心が洗われますた

感動すた!

Posted by: TH小泉 | 2009.06.09 at 15:29

twitter凄いな。リアルタイム検索が最高に面白い。

#1657 とか、#に続けて英数字にして、検索をかけると、リアルタイム会議室のように使える。これで、2ch化して遊べるね。英数字の羅列を管理するwikiでもあれば、完全に2chの発展系だと思う。#につづけて全角はうまくいかない。だから、フォローレスポンスなんていらねー。レスポンスの代わりは、ダイレクトでフォローしなくても後れるみたいだし。この二つの機能があれば充分だ。別に#でなくても大丈夫だけど、識別記号というか。

日本もガンバレ、リアルタイム検索のスピードを上げることができれば、世界のトップ企業だね。こういうのは、日本人は上手なはず。スクリプト言語でなくて、もっと速いものをつくってしまうとかさ。

ブログは、リアルタイムじゃないから、つまらん。もう。ネットニュースも、もっとリアルタイムの速度を上げるべしだ。紙の新聞なんて、まとめサイトみたいなもんでいいな。とにかく、遅すぎる。

ただ、金の流動性は、もうちょい遅くていいんじゃないか。アメリカなんて、5年くらいかけないと、政治がめちゃくちゃになるんじゃないかな。それに、世界中が暴動になりそうだし。日本もあるいてまわっているだけで、現場仕事は、かなりイライラしている。人手が足りないのと、土建屋叩きがひどい影響だろ。怖くて、しばらくは近くによれないかなぁ。そのうち、怒鳴られそうだよ。ふらふら、いい気になって歩いていたりすると。

まぁ、twitterに感動してしまって、ブログに、いいつけにきた。笑。ただ、チャンスだと思うよ。高速リアルタイム検索は。だいたい、アーカイブの検索なんて、図書館の昔の蔵書カードみたいなもんだし、それがいいみたいに本の価値を過剰評価しているのは、リアルタイムがまるでわかっていないのだよ。

ネットの良さは、リアルタイムでスピードがあったことだよね!

ネットジイーさんとネットバーさんは、遅すぎ。のろのろしてんじゃねーよ。

当然、隊長は、#hageのリーダーかな? twitterのリアルタイムのいいところは、新しいのがでるとリフレッシュするよう指示がで、ワンクリック。2chより、ずっと手際がよく遊べそうだよ。リアルタイム検索って、どうなるんだろ。twitterだから、その可能性がでてきたんだろうなぁ。外人たちは、ちゃんと活用しているし。日本は、遅れているな。本でネットに思想を広めようとするからだろうな。

Posted by:   | 2009.06.09 at 17:39

相変わらず掘り出し方がうまいな

Posted by: | 2009.06.09 at 18:14

また,「野ぐそ」か・・・自重してくれ・・・・.

Posted by: | 2009.06.09 at 18:37

> 和代は交際中の中年男性とSEXしていた。場数を踏んだ中年ならではのねちっこい舌での愛撫に、和代はもう辛抱堪らん状態。アソコはビショビショのグチョグチョだ。

ここで泣いた

Posted by:   | 2009.06.09 at 18:58

和代おもしろすぎ。(≧∇≦)

Posted by: とおりすがり | 2009.06.09 at 19:12

勝間女史に出会って人生変わったってやつですな。pen

Posted by: みかん | 2009.06.09 at 20:20

そういう発掘スキルはどこの学校へ行けばレベル上がりますか?上がったけど高額の授業料を請求されたりしないんでしょうか?

Posted by: rabi | 2009.06.09 at 20:42

なんという文才。
脳の言語連合野がスパークしている。
これは生粋の文章のプロか真性のキチガイでなければ書けない。
かといってこの文章が金になるわけでもない。
生産性の高低も問題にならない。
だとしたら、書いてる奴がプロでもキチガイでも一緒なのではないか。

試しに書籍化してみたらどうだろうか。

Posted by: いつどこ名無し | 2009.06.09 at 23:47

藤原紀香は凄かった
金はらってもいいよw

Posted by: とほほ | 2009.06.10 at 00:32

ちょwwww
これ先生じゃんwww
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/3458/1076831057/
ブログやってたのか。
大ファンだったからうれしいよ。
隊長ありがとう。

Posted by: a | 2009.06.10 at 11:19

勝間女史をネタにするといい文体といい訴訟回避技術まで
ここまで隊長に絶賛させるとはすごいBLOG。

こりゃたしかに天才だわ。コピペは出来てもまねできん。

久しぶりにワラタ。

Posted by: rabbit | 2009.06.11 at 01:39

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