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2009.06.03

あー、ごめん、酒飲んでるわー

 煽った形になったので、いろいろメールは貰いましたが、私は梅田望夫さんが好きです。人として好きで、好きだから注目して来ました。別に残念とも私は思いませんけど、彼は彼が思っているほど(あるいは、西村博之さんが語るほど)微妙な存在で終わる人ではないと考えているし、もう少し、膝を折って、”日本の”ネットと向き合ってもらいたいと願っています。

 彼の仕事が、必ずしもうまくはいっていないことも伝聞ですけど聞いています。でもそれは、このご時勢で彼の夢が夢として受け取れる余裕のある人が減ったからに過ぎない、彼の語ることの、本質的な価値はまったく減じていないと感じます。だからこそ、いまなお多くの人が、彼の意見に耳を傾け、彼の論旨にああでもないこうでもないと時間をかけて咀嚼しようとしているのだと思います。

 私は梅田さんは実践者ではないがゆえに、彼の好きではないものに対する評価が低く、結果として多くの彼を賞賛した日本のネットワーカーが彼の発言で裏切られたと感じていることを率直に惜しいと思っています。残念、というわけではありません。

 梅田さんが、将棋の世界にある意味「逃げた」ことは、彼のいまの時点の限界であり、彼の下した決断としては、彼に対するネットワーカーの期待としてはやや期待はずれの部分はあると思います。私は将棋が好きですが(指摘されましたが、私は碁のほうを多く打ちますが)、シリコンバレーで将棋を見ることに価値を置く人は少なく、彼は彼の思うハイソな人々におだてられ、持ち上げられてその気になっているだけじゃないかと周辺の人から聞く限りでは感じます。

 いずれ、梅田さんはこの界隈に戻ってくるだろうし、そのころにはまた新しい知見や思想を携えて、我々を啓蒙しようとすることを期待しています。そうやって、彼が期待に沿う活動をするまで、梅田さんを人間のクズ呼ばわりするのは彼の役割と才覚にいまなお期待しているからだと思ってもらいたいです。

 以上、残念と切って捨てられた日本のネットユーザーの酔拳でした。ご清聴、ありがとうございました。


#余談

 今号のビッグイシュー、面白いです。

http://www.bigissue.jp/

#余談2

 otsune師ほか、本件を俯瞰する位置で包括的に見られる人は、本音で言えばもう少し直接、感じたことを書いておいて欲しいです。あとで読み返して立ち位置を確認したりしたいじゃないですか。

 今回スルーしたfinalvent爺然り、最近のネットを定点観測しようとして、灯台の役割を示せるブレない人たち(頑固な人たち)の動きがここんとこ大変鈍いような気がする。気のせいかもしれませんがね。


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Comments

>今回スルーしたfinalvent爺然り、最近のネット
>を定点観測しようとして、灯台の役割を示せる
>ブレない人たち(頑固な人たち)の動きが
>ここんとこ大変鈍いような気がする。気のせいか
>もしれませんがね。

みんな仕事で忙しいんだよ。

>今回スルーしたfinalvent爺然り、最近のネット
>を定点観測しようとして、灯台の役割を示せる
>ブレない人たち(頑固な人たち)の動きが
>ここんとこ大変鈍いような気がする。気のせいか
>もしれませんがね。

みんな仕事で忙しいんだよ。

アメリカを見ているだけならいいのだろうけど、アメリカが近づきすぎたんだと思うぞ。梅田さんにしても、外国組みの人は、本当に日本のことを心配していることはよくわかったし。日本に気持ちが戻ってきている。ただ、でていった以上、引け目でもあるんじゃないかな。オレは、どうせなら、もっとアメリカ人ぽくなってもいいと思うんだよ。だって、日本からは見えない部分はたくさんあるんだぜ。将棋なんかやるんだったら、チェスだよ。現代芸術化のマルセル・デュシャンは、作品なんてろくに売れたようなもんじゃない。便器を泉とかいって展示したり。じゃぁ、どうやって生活していたかというと、賭けチェスだよ。一応、相当強いということになっているけど、賭け勝負って、いつも勝てるってわけがないし、種銭だって困るはずだし。結局、まわりが勝たしていたんだろうな。これは、中国の麻雀もそうだ。仲間で打って、一番困っている仲間を勝たせるんだよ。

いい加減、勝とう勝とうとするのは、30歳過ぎたらやめれ。うまく負けれ。勝とう勝とうする姿を見せれば、若い人たちの人気もでるけど、肝心の若いひとを自分の手で潰すだけだよ。羽生さんだって、負けたときは、ちゃんと「負けました」と意思表示するんだよ。ブログだって同じだよ。相手がどんな卑怯な手をうってきても、負けたときは、「負けた」って書くもんだよ。覆面レスラーだって、覆面とっても、またつけたりするんだし。負けたらおしまいなんてない。負けた方が、本当の人気がでるのにな。わからないのかな。だったら、残念。世の中のことをちっとも見てないで、自分しか見てこなかったんだろ。


そうそう、銀座には興味深い立ち飲み屋さんが同じスタイルのが2件あるんだよ。女性をターゲットにしてあるらしい。女性なら1000円で満足って感じかな。チケット制で、飲み物もつまみもどれも500円だったかな。いってみたいと思っているけど、まだいっていない。同じ系列で、違うコンセプトのところへはいった。よかったよ。そこは座れる。スタバみたいに、毎度毎度、酒やつまみを買ってはその場で清算するタイプ。外人がぼちぼちいて面白いな。ああー、ん万円するところは、あれだろ、夜のコンサルティング料が入っているんだよ。安い方だよね。普通、ん十万円で、さらに深夜のコンサルティング料もはいれば、追加料金だし。コンサルティングは、気分をよくさせる仕事で、同じだろ。ただ、そういうところへ行く人と、民衆は違う。それだけを見誤る人が多くて、気がつかないのは残念なままだ。

ネットぐらい、負けても、いいじゃんか。娑婆で勝て!


まぁ、外人は面白いよな。オレの英語がしゃべれないって負けっぷり、弟子につっこまれても、それで負けていても、ちゃんとこちらを見ているからね。中には、盾になってくれる人もいるんだよな。で、新人をうまく勝たせるしな。オレが退場しようとすると、ちゃんと連絡くるし、オレだけでなく、他の人が退場してしまったら、その人を連れもどしてしまうし、つくづく凄いなぁと思うよね。でも、たのむから、オレが自分でかっこ悪いところに限って、「それって何ですか」と、しつこく切り込むのは、なんとかならんか。誤魔化すことを許してくれんし、納得するまで聞き続けるのはもう想定の範囲で、困るぞ。本当に。笑

要するに態度悪いからわけのわからんクレームつけられたといういつものアレじゃないっスか。

この時、相手が「お前が悪い」「俺は正しい」という主張を絶対に曲げない場合、同じ土俵で論じてくれない水掛合戦になるのでこういった塩らしい事をしてもしょっぱいだけって最近身をもって知りました。

以上

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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