現役引退してて技術も満足に分かってない団塊の親父がなぜか危機に強い件
ここ三ヶ月ぐらい真面目にポートフォリオの組み直しとか、他社の撤退戦フォローとか、採算計画の見直しをやってるんだけれども、主力でやってたはずのバリバリの30代後半から40代真ん中ぐらいまでの皆さんが疲弊してたりクビを心配して思い切った動きをしないなか、もはや燃えカス同然である国内証券OBや商社OBのおっさん方が大活躍しているのだね。
まあ、いままでさんざん顧客を泣かせてきて、物事が悪くなってから亡霊のように帰ってこられても困る風の意見もないではないけど、あの辺のへこたれなさと言うか、いろんな意味での神経の太さみたいなのがこういう難局には向いているのかも知れぬ。実際、きちんと意思決定して切るもの切って損害を抑えたり、微妙すぎる主力前任者からたいした引き継ぎもなくネタ貰ってきたはずなのに何やかやわいわいわいわい騒いだかと思うと何となく話が収まるところに収まっているというあたりは流石だと思う。
そのうち馬鹿VCのことは書くけど、それは別にしてもPEや昔風のPBをやっていた修羅場経験者ってやっぱたいしたものだな。私なんかは物事が山積みになると何かスイッチが入って粛々と処理って感じの働き方になるので、途中からあれこれ指示されるのは好きではないけれども、計算するたびに損失が膨らんでる事態に呆然としてるような中堅から主力からすれば、部外者でもガンガン物言い立ててくるうるさ型の団塊なじじいどもが上から目線でいいのだろうか。65歳超えててあの元気ってのはどこから湧いて出るんだよ。
細かいところを言い出せば、もちろんきりはないよ。「分かってないで、とりあえず何か言っとけとでも思ってるだろ」的な。でもまあ、甲を残すか乙を残すかどっちがより損失が小さく収まりそうかというような、答えがすぐに出なくて分かったころには結果論であるような、「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」って状況だと、決断しないことが何よりも悪いわけで、というか手当たり次第処理しないと何事も解決しないわけで、そういう損害を恐れず勇敢に撤退せよという状況にさえなれば、やはり日本固有の企業戦士って強いんだなあと強く感じた。
そういう意味では、商社OBでも証券会社OBでも持ってるスキルの違いはあれど「馬鹿野郎。四の五のいわずによそ見せず撤退しろ」と言い切る凄みってのはどこから湧いて出るんだろうな。例えば私が、30年後にああいう迫力を得られるものなんだろうか。つーか、人間としてそもそも持っている生命力の違いみたいなのを感じるだよな。無駄に声大きいとか。
まあ、勉強になった。
あー、気分的にはこれ。興味ある人は図書館でも逝って読むと良いよ。


Comments
貧の時代というか、昔と状況が似てるからやりやすいだけなんじゃないすか。
判断において経験値って重要ですね。
Posted by: 団塊鬼六 | 2008.12.16 at 02:23
やる気だけで物事が進むというか、意志の力がすごい年寄りっていますね。まあ、めんどくさいことを押し付けるのには向いてるかもしれない。割り切ってしまうが吉。
Posted by: rabi | 2008.12.16 at 07:03
若いやつがナイーブなだけなんだろ。
もっと日本が傾けば、会社をやめたジジーまで頑張りだすというか、
血が燃えるというか。
アメリカなんか、敗戦処理じゃ済まない状況なのに、
やたら、元気じゃん。
ただ、隊長の知り合いの若いのがネット系で、
隊長とフェラナンド君とかが異質で、
あとは、お受験お勉強でなり上がっただけというだけかもね。
もう、あれだ。
日本の子供とインドのスラムの子供を比べたら、
インドの子供の方が目がキラキラしているというのと同じ。
危険を恐れているようなブロガーとか学者とかは、
温室でしか育つことができないんだよ。
ほんと、迷惑な話だよな。
Posted by: | 2008.12.16 at 07:43
コガ君がいいこといったじゃないか。
自民公明で負けたら、自民は御終いだよな。
自民単独で負けても、民主がミスをすれば逆転できるし。
決戦は潔く、逝け!
その方がアソウ君も大声出しやすいだろうし、
みんな必死に選挙を戦う、背水でよいぞ。
もう、国にも、経済界も金がねーのだし。
Posted by: | 2008.12.16 at 08:11
みどさんとか若い衆は賢いから「行ける」って思っちゃうんだよ。昔の人は馬鹿だから「逝ける」って思っちゃうんだよ。
状況そのものが好結果をもたらすであろう、自分に有利なルールの時は賢い人有利なんだけど、状況がどー見ても自分に不利なルールの場合は、吹かれる北風に身を任せて逃げられるところまで逃げた方が賢明なんだ。
みどさんは過去発言でも「状況を活かす」ことや空気読んだりすることの有意さを訴えてるでしょ? だから、性格も日々の行動規範も、それに準じてると思うのね。それはそれで間違いじゃないし、結果が出てる以上は有能の証明でしかないんだけど、今までの太陽が急に北風になったら死ぬでしょ? そういうことなんじゃないの?
理屈じゃなく経験に裏打ちされた図太さって必要だけど、そんなんが毎日傍に居てガタガタ言ったらうるさいから、普通は敬遠するわいな。んでも、そこであんまりにも敬遠しすぎていざと言うときの底力を無視したら、そーゆーヤツから順繰りに飛んでっちゃうんじゃないかなー? みたいな。
こいつグロッキーだって思ったら、さっさとトリコロール・スープレックス仕掛けて3カウント取っときゃいいんですよ。
Posted by: 野ぐそ | 2008.12.16 at 08:35
とりあえずネタ化して持ち上げるだけ持ち上げといて、結局は
>まあ、勉強になった。
これだけなんだって。そーやって何でもかんでも相対化してないと、その上で見下しビーム照射して卑小化しないと、自分の立ち位置示せないの? って感じ。
頂点張るのも大変ですな。
バーチャル・仮想・経理の方が現場より上ってのは今時常識だからそのことを否定するもんではないけど、天辺が噴火したら先に逃げるのは麓の鳥獣なんじゃないの? って感じ。
みどさんは、全てを平時視しすぎるのかもしんないね。それと、俺って人間・駄目なヤツは禽獣って観が強いようにも。何気に大企業病に侵されてる気がするよ。
ご用心、ご用心。
Posted by: 野ぐそ | 2008.12.16 at 09:05
あとねぇ。昨日福山駅前の喫煙所で煙草吹かしてたら20代前半くらいの若い衆(バンド風ファッション)が居て、看板に文句付けてたのね。島田荘司…だっけ? 作家さんが主宰?して新人賞贈るヤツ。
看板には「優秀作品は書籍化して印税を賞金に充てます」って書いてあったの。若い衆はそれ見て「こんなの絶対インチキに決まってんじゃねーか」って言ってたの。何だろ? って思ったんで聞き耳立ててたんだけど、そしたら「初版に限るんだろ? だったら俺なら10部とか100部とか刷って、その分だけ印税払って後は知らん顔するね」って言ってる。連れは「そーなんだー。酷いなー。作家なんてロクなもんじゃねーなー」とか言ってんの。
そのへんのところ、どーなんだろーなー? って思ったんで、途中で行き成り会話に割り込んで「多分ねぇ…最初に1万部くらいは刷る契約の筈だよ? それなら、1500円の書籍で印税5%で1冊75円だから、賞金75万円くらいにはなるんじゃないの?」って言っといた。
そんで、
「結局は契約しだいだから紙見ないと何とも言えんけど、もしも10万部刷るんだったら賞金は750万円で凄いよね。逆に、10部とか100部だけ最初に刷って後で10万部刷って稼ぎをネコババするような真似したら信用無くなるから、この作家さんは明日から生きていけなくなると思うんだよね」
とか、
「でも昨今凄い不況だから、お兄ちゃん達が言ってる通りなのかもしれんよね。そしたら酷いよね。作家未満の人なんか使い捨てだし訴えても見下されて却下される可能性があるから、やんないとも言えないよね。どっちなんだろね? 最近の東京の偉い人は見下しマニアが多いから、油断は出来んよね」
とか言っときました。
そしたら若い衆が「出版界ってヤクザだなー」って言うから、
「いやー。でもリアルヤクザの人は金払いはいいらしいよ? 私は一緒に仕事したことないから人づてにしか聞いてないけど、普通の雑誌で原稿料3000円とか5000円のところを10000円とか15000円とか払ってくれたらしいし。仕事のクレームも少なくて、プロとしてきちんとしてくれるなら後は吾関せずって態度の人が多いんだってさ。上客だよね。でもその代り仕事の内容はえげつないんだとさ。エロ本とかB級情報誌の潜入取材とか。普通の人は、やんないよ。そんなの。死ぬもん」
って言っときました。
そんで、
「昔だと賞金100万円!! って言ってたけど、最近不況で出版社も商売大変だから、売れるかどうか分からんものに100万も出す気無いんだよ。でも賞金75万円!! って言っちゃったら格好悪いでしょ? だから変動相場制を持ち込んで、なんだかよく分からないけど売れさえすれば賞金も印税もガッポガポだぜ~みたいに 思 わ せ る こ と で 穴埋めしてんだよ、きっと」
とか言って締めときました。内実はこんなもんだよね? 違うの? 違うんだったら馬鹿でも分かるようにきちんと明朗会計しようぜ? って感じ。
みたいな!! っていうか!! 超!!
Posted by: 野ぐそ | 2008.12.16 at 09:31
昭和一桁から団塊ぐらいまでの世代って、我々と種が違うんじゃないかと思うぐらいエネルギーが余ってる人が多い気がする
Posted by: | 2008.12.16 at 13:00
山本さんは平常心が強すぎるからな
Posted by: | 2008.12.16 at 16:21
なるほどねぇ。まあこれが経験の差ってやつじゃないんですか。
Posted by: みかん | 2008.12.16 at 20:20
キューピーが刺青!? 女子高生も「かわいい」、ヒットの要因は
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081214/trd0812141031011-n1.htm
以前の緑公園では「交番のおっちゃんに聞いたけど浅草なんて住民の6割くらいがヤクザ(若しくは関係者)だ」とか言って「いや~、こんなこと言ったら浅草界隈大激怒かな!? 日本中の大顰蹙かな?」とか思ったもんですけど。
商魂逞しくて何よりです。言われて凹んで何もしないじゃ、意味無いんだよね。何をどう言おうとどう取り繕おうと、そーゆーもんはそーゆーもんだから、もうしょーがないんだから。じゃあ、そうと割り切った上で「適切な」お付き合いを構築するしかないじゃない? ってことよね。そんなもん。そのへんの間尺がいい加減だから、極端な毛嫌いとか無駄な信仰が横行するんだよ。
そっちの方が、よっぽど害悪だろ。
やくざなんか居ないに越したことはないんだ。滅びりゃいいのよ、そんなもん。さっさと滅びて、その上で、どうやって一般社会と折り合いを付けるか。そこ考えてこその構造改革なんだよね。そんな感じ。
Posted by: 野ぐそ | 2008.12.16 at 21:49
>日本の子供とインドのスラムの子供を比べたら、
>インドの子供の方が目がキラキラしているというのと同じ。
インド人の餓鬼はバングラッシー飲んでるから
目が綺麗なんだよww
Posted by: | 2008.12.20 at 00:00
>日本の子供とインドのスラムの子供を比べたら、
>インドの子供の方が目がキラキラしているというのと同じ。
インド人の餓鬼はバングラッシー飲んでるから
目が綺麗なんだよww
Posted by: | 2008.12.20 at 00:00
>昭和一桁から団塊ぐらいまでの世代って、我々と種が違うんじゃないかと思うぐらいエネルギーが余ってる人が多い気がする
本当のひもじさを経験してますから。
Posted by: 霰 | 2008.12.20 at 02:18
めくら蛇に怖じずてヤツだろ。
バカ、無知は危険を知覚しない分
ストレスが少ない&無謀ができる。
でたち悪いのは
失敗した時それが自分のアホ行動の結果だと気づかないんだよね。
で他人や状況のせいにして
責任取らずに逃亡。
Posted by: | 2008.12.24 at 05:09